2007 Fiscal Year Annual Research Report
小児がんの子どもの将来にむけての弾力性とその支援:小児がん長期生存者を中心に
Project/Area Number |
19592529
|
Research Institution | Fukuoka Prefectural University |
Principal Investigator |
石橋 朝紀子 Fukuoka Prefectural University, 看護学部, 教授 (80305838)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内田 雅代 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (70125938)
岡村 純 日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 教授 (60316213)
|
Keywords | 小児がん / 弾力性 / 小児がん長期生存者 / 看護支援 |
Research Abstract |
研究の目的 1)小児がん長期生存者の弾力性を高める過程と要因を明らかにする。 2)平成12〜17年度の研究結果と本研究を統合し、小児がんの子どもが、入院時から長期生存にいたる弾力性を高める過程とその要因を明確にする。 3)小児がんの子ども、長期生存者、その母親の自己概念と社会的支援の現状を明確にする。 4)2)〜3)の結果をもとに、弾力性を高める看護支援の枠組みを立案し、看護と教育分野の開発の手がかりとする。 研究実施計画 今年度は調査とデータ分析の実施を、研究者らが授業と実習のため、基本的に春期、夏期、冬期の休暇時に行うとした。 研究の成果 文献レビューを実施すると共に、研究を開始するに当たり、研究分担者と研究協力者へ、今までの研究の経過とこれからの研究計画を、東京で2回、福岡で1回詳細に説明を行った。その後、春休みに成田赤十字病院で調査協力者による面接調査を実施し、4例のデータが得られた。そのデータは研究代表者が上京時に直接受けとった。平成20年の春に同施設にて研究者が調査を行い、5例のデータが得られた。この9例のデータは直ちにテープ起こしをアルバイトに依頼した。まず、3例をパターン適合法よる分析を行う予定であったが、分析のひな形となる、前年度の研究で作成した分析パターンの見直しを3月まで行ったため、H21年度に予定変更した。パターン適合法の専門的知識は時間の都合で得られていない。新しい施設開発は現在も継続中である。
|