2009 Fiscal Year Annual Research Report
大学内ステークホルダー間調整視点からの評価-機能モデルの研究
Project/Area Number |
19601011
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Research Institution | Ryukoku University |
Principal Investigator |
重本 直利 Ryukoku University, 経営学部, 教授 (60154209)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
細川 孝 龍谷大学, 経営学部, 教授 (00300252)
望月 太郎 大阪大学, 大学教育実践センター, 教授 (50239571)
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Keywords | PDCA / 日韓比較 / 評価の客観性 / 評価方法 / 評価-機能モデル / 新教育基本法 / 認証評価の効果 / 大学基準 |
Research Abstract |
2009年度の共同研究会は次のような内容である(なお会場はいずれも龍谷大学深草学舎である)。第1回(4月19日)は重本直利「『評価-機能モデル』としてのPDCAサイクル批判」と中村征樹「『認証評価の効果を問う』大会コメントの再論」、第2回(6月21日)は調査報告「韓国の大学改革・評価の検討-8月のシンポジウムの準備を兼ねて-」と重本直利「『大学内ステークホルダー間調整視点』という研究方法の再検討-報告書作成のための研究方法論の限定のために-」である。第3回(8月28日)は、シンポジウム(一般公開)を開催し、共通テーマ:「大学内ステークホルダー間関係性と日韓大学改革・評価の方法比較」の下に、報告者はキム・サンボン(全南大学校教授)、イ・スヨン(全国大学労働組合組織部長)、中道眞(別府大学准教授)の三氏であり、日本側討論者は望月太郎(大阪大学教授)と細川孝(龍谷大学教授)、通訳者は金恵珍(キムヘイチン・龍谷大学非常勤講師)、司会は重本直利(龍谷大学教授)である。第4回(12月20日)は、日永龍彦(山梨大学)「大学評価の方法」、早田幸政(大阪大学)「評価と大学改革」、蔵原清人(工学院大学)「大学の基準」である。第5回(1月11日)は、川口洋誉(愛知工業大学)「高等教育行政と大学評価」、植田健男(名古屋大学)「教育評価の原理について」、日永龍彦(山梨大学)「業績指標とアカウンタビリティ」、蔵原清人(工学院大学)「大学の国際基準」である。なお、この共同研究の過程では大学評価に関する基本的な用語の検討を行い、基本用語の内容確認と整理を行いつつ共同研究を進めた。2010年3月13日には大学評価学会第7回全国大会で、重本直利は「『評価の客観性』に関する諸問題」、細川孝は「新教育基本法・教育振興基本計画のもとでの大学評価」の題目で報告を行った。また、3年間の研究報告書をまとめた(2010年3月19日発行)。
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Research Products
(2 results)