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2007 Fiscal Year Annual Research Report

持続可能性の内容重視日本語教育における意識分析に基づく学習のデザインの基礎の研究

Research Project

Project/Area Number 19652045
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

岡崎 敏雄  University of Tsukuba, 大学院・人文社会科学研究科, 教授 (00194340)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 嶺井 明子  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 准教授 (80209840)
一二三 朋子  筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 准教授 (30316872)
Keywords持続可能性 / 内容重視 / 持続可能性教育 / リベテルアーツ / 学習のデザイン
Research Abstract

本研究は、持続可能性の内容重視日本語教育における学習者意識の変容を分析する。持続可能性とは、グローバル化のもとで加速化する環境危機、開発、貧困、雇用・社会保障不安等の諸困難により持続不可能な、個人・社会の転換を目指すライフスタイル、社会経済のあり方を指す。
従来の内容重視の言語教育は、専門学習の準備として行なわれてきた。国内外でグローバル化への対応に向け、教育の専門化・細分化による産業界即戦力養成が急である。このような専門化・細分化に対して個人のライフスタイル、社会経済の転換など人としての生き方に関わるジェネラルな教育を横断的カリキュラムで行なう教育システムの形成が必要である。本研究の対象となる日本語教育は、そのようなリベラルアーツ教育を目指す場として実現する点に独創的な価値がある。
本研究では、従来取り上げられなかった学習者が持続可能性と自分との関連(レラヴァンス)を見出す切り口を多面的に設定する日本語教育により促される意識の変容を取り上げる一例(グローバル化に対応するための構造改革による雇用・社会保障上の不安等)持続可能性の社会レベルでの揺らぎに対する、(「就職・子育ての選択」「就職と直結する専門学習など)学習者が迫られる切実な問題に関する「問い」(自分はどんな生き方をしていくか(行動基準)など)の切リ口。その問いを考える手がかりとして・日本語による資料・文献の読み、ビデオ視聴、タスク活動、内省レポート記録を実施した。

  • Research Products

    (3 results)

All 2008 2007

All Journal Article (3 results) (of which Peer Reviewed: 2 results)

  • [Journal Article] 持続可能性教育とその要としての言語教育のためのカリキュラム論2008

    • Author(s)
      岡崎 敏雄
    • Journal Title

      文藝言語研究 言語篇 53

      Pages: 17,32

  • [Journal Article] 情報生態学原論-情報概念の規定2007

    • Author(s)
      岡崎 敏雄
    • Journal Title

      筑波応用言語学研究 14

      Pages: 1,14

    • Peer Reviewed
  • [Journal Article] 持続可能性を追求する日本語教育2007

    • Author(s)
      岡崎 敏雄
    • Journal Title

      筑波大学地域研究 28

      Pages: 67,76

    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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