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2007 Fiscal Year Annual Research Report

床下敷設RFIDタグによる記録動線に基づいたムーバブルプランニングに関する研究

Research Project

Project/Area Number 19656153
Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

渡辺 仁史  Waseda University, 理工学術院, 教授 (40063804)

KeywordsRFIDタグ / 歩行行動追跡 / 行動特性 / ムーバブルプランニング / 建築計画
Research Abstract

本年度に行った研究は以下の3点である。1.本研究で提案する「スリッパ型RFIDリーダ」によって人間の歩行行動をどの程度の精度で捉えることができるかについての検証、2.精度を向上させるために、RFIDタグの配置レイアウトや配置間隔をどのようにすればいいかについての検証、3.歩行行動履歴によるムーバブルプランニングを実現するためのアルゴリズム作成。それぞれの研究結果を以下に記す。
1.RFIDタグの「貼付レイアウト」「貼付間隔」とRFIDリーダのスリッパ底面に対する「設置位置」をパラメータとして扱い、はじめに、「正方形グリッド」「300/600/900mm」「かかと/つま先」これらの条件のなかから最も高精度となる組み合わせを検証した。その結果、「300mm」「かかと」の時が自由歩行時のトレース精度を60%として得ることが出来ることがわかった。
2.上記1の結果より、さらなる精度向上が望まれた。ここでは1の条件の他に、RFIDリーダの大きさ「小/大」をパラメータに加え、貼付レイアウトを「正三角形グリッド」に変更した。その結果、「300mm」「かかと/つま先」「大」の条件で精度が80%を超える結果となった。
3.歩行行動履歴を「スリッパ型RFIDリーダ」によって精度よく捉えられることが結果1、2より明らかになった。ここで得られたデータを分析することで、歩行行動を可視化する手段を2種類(ポテンシャルマップ方式・動線方式)得た。これらによるプランニング生成アルゴリズムについて検討を行った。

  • Research Products

    (2 results)

All 2008 2007

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] スリッパ型RFIDリーダを用いた歩行時におけるRFIDタグの読み取りに関する研究その22008

    • Author(s)
      遠田 敦, 渡辺 仁史
    • Organizer
      日本建築学会関東支部研究報告会
    • Place of Presentation
      東京都
    • Year and Date
      2008-03-08
  • [Presentation] 行動追跡技術としての床面に敷設されたRFIDの読み取りに関する研究2007

    • Author(s)
      渡辺 英俊, 遠田 敦, 林田 和人, 渡辺 仁史
    • Organizer
      日本建築学会大会
    • Place of Presentation
      福岡県
    • Year and Date
      2007-08-30

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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