2007 Fiscal Year Annual Research Report
分泌蛋白プロファイリング(secretome)によるマウス初期胚の機能評価
Project/Area Number |
19659426
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
丸山 哲夫 Keio University, 医学部, 講師 (10209702)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
梶谷 宇 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (60407111)
長島 隆 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (40338116)
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Keywords | マウス / 胚 / プロテオミクス / 体外受精 / セクレトーム |
Research Abstract |
本年度は、哺乳類胚発生のメカニズムならびに胚の個体発生能を含めた質的ポテンシャルを、非侵襲的に解明し評価することを目的として、マウス胚発生過程において培養液中に分泌されるタンパク質のプロファイル(secretome)を明らかにし、以てそのデータベース構築を目指した。そのための条件設定を主に本年度は行った、まず、先駆的にマウス胚培養液中のsecretomeを報告した論文(Katz-Jaffe MG, et. al.,Fertil Steri,2006)に従い、培養液を10μlにして胚培養を行ったが、反復して実験を行うも胚盤胞までの到達率は極めて低率であった。従って、最終的に産仔率をエンドポイントにして胚のquality評価を行うことを目標とする本プロジェクトにとっては、先例に準じたシステムは不十分であることが判明した。そこで、培養液量も含め、胚培養の条件を変えて、種々の検討を行ったところ、10個の受精卵を胚盤胞まで発育させるためには50μlの培養液量が必要であることがわかった。それでも十分な胚盤胞発生率ではないため、さらに培養液の増量を検討している。一方、プロテインチップにアプライ可能な量という制限もあるため、その点からの検討を行ったところ、蛋白濃縮などの作業工程を経ることにより200μlまではアプライすることが可能であった。培養液量をさらに増量することにより、良好の胚盤胞発生率が得られ、且つプロテインチップ解析に供することが可能な至適条件の検討を更に進めている。以上、本年度は、次年度へ実験を進めるうえでの基盤データが得られた。
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Research Products
(5 results)
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[Journal Article] Noninvasive and real-time assessment of reconstructed functional human endometrium in NOD/SCID/□ cnull immunodeficient mice2007
Author(s)
Masuda H, Maruyama T^*, Hiratsu E, Yamane J, Iwanami A, Nagashima T, Ono M, Miyoshi H, Okano HJ, Ito M, Tamaoki N, Nomura T, Okano H, Matsuzaki Y, Yoshimura Y
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Journal Title
Proc Natl Acad Sci USA 104
Pages: 1925-1930
Peer Reviewed
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[Journal Article] Side population in human uterine myometrium displays phenotypic and functional chafacteristics of myometrial stem cells2007
Author(s)
Ono M, Maruyama T^*, Masuda H, Kajitani T, Nagashima T, Arase T, Ito M, Ohta K, Uchida H, Asada H, Yoshimura Y, Okano H, Matsuzaki Y
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Journal Title
Proc Natl Acad Sci USA 104
Pages: 18700-18705
Peer Reviewed