2008 Fiscal Year Annual Research Report
病児を育む家族を支援する「地域連携パスを志向した協働型家族支援プログラム」の開発
Project/Area Number |
19659592
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Research Institution | Kochi Women's University |
Principal Investigator |
中野 綾美 Kochi Women's University, 看護学部, 教授 (90172361)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
時長 美希 高知女子大学, 看護学部, 教授 (00163965)
益守 かづき 高知女子大学, 看護学部, 准教授 (20238918)
瓜生 浩子 高知女子大学, 看護学部, 講師 (00364133)
高谷 恭子 高知女子大学, 看護学部, 助教 (40508587)
佐東 美緒 高知女子大学, 看護学部, 講師 (20364135)
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Keywords | 家族支援 / 地域連携 / 子ども |
Research Abstract |
本研究は、地域連携パスを開発する第一歩として、研究者らが取り組んできた研究成果である「家族看護エンパワーメントモデル」を活用し、病気の子どもを育む家族を支援することができる地域医療連携型の家族支援プログラムを開発することである。この目的の基に、本年度は、(1)中核病院に勤務している看護者が、どのように地域連携をはかり、病気の子どもを育む家族を支援しているか、(2)家族支援を試みる中で困難であると思う状況、困難感を生み出している要因(家族の特徴、看護者側・医療者側の要因、家族支援を提供するシステムの要因)はどのようなものか、(3)さらに、どのように地域連携をはかり、家族支援をする必要があると考えているかを明らかにすることを目的として、フォーカスグループ法(1グループ5名)により、データ収集を行った。現在、データを分析している途中である。この調査と平行して、看護師長は管理者の立場から、(1)どのように地域連携をはかり、病気の子どもを育む家族を支援しているか、(2)家族支援を試みる中で困難であると思う状況、困難感を生み出している要因(家族の特徴、看護者側・医療者側の要因、家族支援を提供するシステムの要因)はどのようなものか、(3)さらに、どのように地域連携をはかり、家族支援をする必要があると考えているかを明らかにすることを目的として、インタビューを実施している。また、養護教諭を対象に、学校保健の立場から、どのように地域連携をはかり家族を支援しているかについてのインタビューを行っている途中である。
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