• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2008 Fiscal Year Annual Research Report

屋内生活行動調査に基づく確率モデルを用いた家族・行為・空間に関する人間行動の研究

Research Project

Project/Area Number 19686036
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

松下 大輔  Kyoto University, 工学研究科, 講師 (90372565)

Keywords生活行動 / 位置検知 / センサーネットワーク / ICタグ / 確率モデル / 三軸加速度 / 時系列 / モニタリング
Research Abstract

高齢者独居世帯を対象とし、住居内の部屋滞在行動と部屋間移動行動をRFIDセンサーを用いた客観的観測データで取得し分析した。
結果として、第一に、8日間に亘る調査期間の中で被験者の各部屋に対する滞在時間と滞在回数が明らかになった。被験者は居間と台所にほぼ同じ回数滞在していたが、滞在時間は居間が最も長かった。各日に共通して見られる、午前、昼間、夕方の各時間帯によって異なる滞在状況が明らかになった。第二に、部屋滞在状況が「一つの決まった部屋に滞在」、「主に一つの部屋に滞在」、「2つの部屋に交互に滞在」、「複数の部屋に滞在」の4種類に分類された。「一つの決まった部屋に滞在」と「主に一つの部屋に滞在」が各日に共通して顕著であった。被験者は調査期間の起床中の時間帯の3/4以上の時間において、ある部屋を中心に行動していることが明らかとなった。第三に、被験者の部屋間の移動の頻度と、1日のうちの時間帯によって異なる部屋間の繋がりの関係が明らかになった。居間と台所と洗面所の間の移動が、他の部屋間の移動に較べて最も強かった。午前は台所と洗面所、居間と洗面所間の移動が多く、午後は居間と台所間の移動が多いことなどが定量的に明らかになった。

  • Research Products

    (1 results)

All 2008

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 住むためのロボット行動認識の技術と意義2008

    • Author(s)
      松下大輔
    • Organizer
      建築計画学の新しい認識とその方法建築デザインの変革の時代に
    • Place of Presentation
      広島大学
    • Year and Date
      2008-09-20

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi