2009 Fiscal Year Annual Research Report
大規模な逐次プログラムから高性能なLSIを合成する技術
Project/Area Number |
19700040
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
冨山 宏之 Nagoya University, 情報科学研究科, 准教授 (80362292)
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Keywords | 動作合成 / 高位合成 / 設計自動化 / システムオンチップ / 集積回路 |
Research Abstract |
現在LSI(大規模集積回路)は、レジスタ転送レベルという抽象度で、VHDLやVerilog-HDLなどのハードウェア記述言語を用いて、設計されている。しかし、レジスタ転送レベルの設計では、年々大規模化するLSIを短期間で設計することが困難になってきた。本研究では、大規模な逐次プログラムから高性能なLSIを自動生成する動作合成技術を開発することを目的としている。大規模な逐次プログラムを動作合成する際、並行に動作する複数のモジュールに分割して合成することにより実現する。 本研究の最終年度となる本年度は、現在までの研究の完成度を高めること、および、本研究全体のまとめを中心に行った。 本研究の主題である、粗粒度並列性を活用しつつ回路分割を行う手法については、総合的な評価実験を行い、その成果を電子情報通信学会の英文論文誌で公表した。 本研究を実施するための基盤として開発したベンチマークプログラムについても、総合的な評価を実施し、その成果を情報処理学会の英文論文誌で公表した。 昨年度より継続して実施した動作記述にSSA変換を施すことにより性能を向上させる手法についても、手法の改良および評価を行い、その成果を国際会議で公表した。
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Research Products
(4 results)