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2008 Fiscal Year Annual Research Report

大規模データの意味理解と解釈を支援する思考活性化インタフェース

Research Project

Project/Area Number 19700151
Research InstitutionHiroshima City University

Principal Investigator

砂山 渡  Hiroshima City University, 情報科学研究科, 准教授 (40314398)

Keywords思考活性化 / インタフェース / Web情報 / 情報活用 / インターネット / 意味理解 / 意味解釈
Research Abstract

大規模テータの意味理解と解釈を支援するために,テータ全体の傾向を捉えるシステム, ならびに特徴的なデータに印を与えることで, 積極的な意味付けを促すインタフェースを構築し, その完成度を高めた. また複数の時系列データを連続的に可視化する中で, データの比較が行なえるインタフェースを構築し. その中で着目すべき点を明示するシステムを試作した.
データ全体の傾向を捉えるためには, さまざまな観点 (基準) に基づく可視化結果を比較する必要がある. 前年度に, 2つのデータを比較するシステムを構築していたが, その比較の助けとなる着目点を明示して, 違いの解釈を促すシステムを構築し, 実験により, ランダムに提示する着目点に比べ, 解釈の量と質の違いについて検証し, 提案インタフェースの有効性を確認した.
また, この現状のシステムでは, 関係のある3つ以上のデータの連続的な変化や違いを確認し, その解釈を支援することはできなかった. そこで, 2つのデータを比較できるシステムを改良し、3つ以上のデータの変化を可能な限り滑らかにつなぎ, かつ全体の中で注目すべき点を示唆するインタフェースを試作した.
多くのWebページ集合の中から, 自分が着目しているページに比べて, より抽象度が高いページや, 具体性の高いページを探し出すシステムの評価実験とシステムの改良を行った.実験により具体抽象の判定を行なうために妥当なしきい値を得ることができ, 特に具体的なページを探すときに本システムが役に立つことを確認した.
情報の解釈には直感的に全体を理解可能なインタフェースが効果的であり, また気づきを促す印を与えることで, 積極的な意味理解を支援できることが確認でき, 計算機が回答を与えるのではなく, 人間に回答を促すシステムの有効性が示唆される. また, 多くの情報を解釈する際には, 視点の決定が重要であり, その支援を行なうシステムの有効性が示された.

  • Research Products

    (5 results)

All 2009 2008

All Journal Article (2 results) (of which Peer Reviewed: 2 results) Presentation (3 results)

  • [Journal Article] Webページ間司の相対的な具体抽象関係の視覚による情報収集支援2009

    • Author(s)
      砂山渡・鮫島聡志・西原陽子
    • Journal Title

      電子情報通信学会論文誌 J92-D

      Pages: 271-280

    • Peer Reviewed
  • [Journal Article] Estimation of Friendship and Hierarchy from Conversation Records2009

    • Author(s)
      Yoko Nishihara, Wataru Sunayama
    • Journal Title

      Information Sciences 179

      Pages: 1592-1598

    • Peer Reviewed
  • [Presentation] キーワードの価値変化を捉えるための地図型アニメーションインタフェース2008

    • Author(s)
      錦戸拓也・砂山渡
    • Organizer
      電子情報通信学会人工知能と知識処理研究会
    • Place of Presentation
      東京
    • Year and Date
      2008-06-30
  • [Presentation] Webページ間の具体抽象関係の視覚化による情報獲得支援2008

    • Author(s)
      鮫島聡心、砂山渡
    • Organizer
      電子情報通信学会人工知能と知識処理研究会
    • Place of Presentation
      東京
    • Year and Date
      2008-06-30
  • [Presentation] テキストの話の流れを視覚化するインフェース2008

    • Author(s)
      砂山渡
    • Organizer
      第22回人工知能学会全国大会
    • Place of Presentation
      北海道
    • Year and Date
      2008-06-11

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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