2008 Fiscal Year Annual Research Report
ミクロ・マクロ両アプローチによる単身世帯エネルギー消費行動の分析
Project/Area Number |
19760404
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
福代 和宏 Yamaguchi University, 大学院・技術経営研究科, 准教授 (30346572)
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Keywords | 建築環境 / 省エネルギー / 単身世帯 |
Research Abstract |
マクロ的アプローチとは、地域性、気象条件、住宅種別、世帯類型、所得などの地理的・デモグラフィック的因子が家庭内エネルギー消費量に与える影響を統計書等に基づいて検討することを意味し、ミクロ的アプローチとは、個人レベルの動機や理由付けがエネルギー消費行動にどのような影響を及ぼしているのかをインタビューやアンケートなどにより検討することを意味している。 本年度は、ミクロ的アプローチを中心に実施した。すなわち、昨年度実施した約1000の単身世帯に対するネットリサーチの結果をもとに、年齢、性別、職業の有無、住居種別、家電品普及状況などのデモグラフィック属性が省エネルギー意識、省エネルギー行動、エネルギー消費量に与える影響を分析した。 また、昨年度のネットリサーチを補足する目的で約800の単身および二人以上世帯に対するネットリサーチを実施し、単身世帯と二人以上世帯の違いの比較のほか、普段の生活意識、価値観、省エネルギー意識、省エネルギー行動といったパーソナリティ属性がエネルギー消費に与える影響を検討した。
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Research Products
(2 results)