2007 Fiscal Year Annual Research Report
2/3次元動的表情解析と,表情情報を利用した食・環境の自動設計
Project/Area Number |
19780195
|
Research Institution | Tokyo University of Agriculture |
Principal Investigator |
佐々木 豊 Tokyo University of Agriculture, 地域環境科学部, 講師 (60313508)
|
Keywords | 感性情報学 / 農業工学 / 情報工学 / バーチャルリアリティ |
Research Abstract |
本研究では,食・環境分野での設計/開発/評価に感性情報の導入を目的とし,感性と表情情報の2次元(以下,2D)/3次元(以下,3D)動的解析と感性推定精度の比較,表情情報を利用した食・環境の自動設計を行うバーチャルシミュレータの構築をし,特に平成19年度は具体的に次を実施した。 1. 1.2D動的表情解析システムの構築と性能評価 2. 食・環境設計用3DCGシミュレータの開発 1については,重要顔ノードの特定と,類似度と最近傍法(NN法)を用いた表情情報による感性推定手法を構築して識別実験を行った.またこれにより,3D動的表情解析システムの基盤が構築でき,現在その性能評価を実験している.平成20年度に,両者の比較と,外部刺激を与えた際の感性評価実験,感性情報をフィードバックした設計・開発を行う予定である. 2については,OpenGLとGLUTを用いた3DCGシミュレータを開発した.感性情報をフィードバックする基礎技術の構築として,先ず,植物診断シミュレータを構築して,いもち病検知や街路樹認識に応用を図った. これに関しては,2007年度に開催された日本農業環境工学系合同大会でベストポスター賞を受賞した.
|