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2007 Fiscal Year Annual Research Report

望まない妊娠をした未婚若年女性の心理・社会的な包括支援プログラムの作成

Research Project

Project/Area Number 19791699
Research InstitutionYamaguchi University

Principal Investigator

山元 公美子  Yamaguchi University, 大学院・医学系研究科, 助手 (40363121)

Keywords若年妊娠
Research Abstract

10代で妊娠をした場合、自分自身が成長発達過程にある上に胎児発育という両方のニーズを満たさなければならず、様々な葛藤をするといわれている。10代で妊娠した女性が、妊娠によりどのように生活が変化したかについてその体験を明らかにし、10代の妊婦の心理・社会的側面を考慮した質の高い看護ケアの提供について検討することを目的とし、調査を実施した。
本研究の主旨を説明し同意の得られた若年妊婦3名を対象に、半構成的面接調査を実施した。研究協力者の許可を得てICレコーダーに録音し、逐語録を作成し、「若年妊婦の生活体験」に焦点をあててコーディングを行った。本研究の倫理性については、山口大学大学院医学系研究科保健学専攻の倫理審査委員会にて審査を受け、承認を得た。
その結果、3名の研究協力者全員が妊娠判明時に「うれしい」「産みたい」という感情を抱いており妊娠を継続していた。若年妊婦が日常生活の中で経験したこととして、【両親からの非難】、【両親同士の話し合い/説得】、【実母の理解/支援】、【学校生活の調節】、【パートナーの進路への気遣い】、【パートナーによる経済的活動】、【入籍/転居】、【周囲の目が気になる】、【ふとした時の気分の落ち込み】、【自動車免許が無いことによる受診の不便さ】、【超音波画像による胎児への愛情の実感】などの概念が抽出された。
今後も研究協力者を募り、データ収集/分析を継続実施する予定である。

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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