2007 Fiscal Year Annual Research Report
北東アジアにおける中世考古学学術ネットワークの構築
Project/Area Number |
19900103
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
加藤 博文 Hokkaido University, 大学院・文学研究科, 准教授 (60333580)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
徐 光輝 龍谷大学, 国際文化学, 教授 (70278498)
HUDSON Mark 西九州大学, リハビリテーション学部, 准教授 (20284052)
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Keywords | 国際研究者交流 / 北東アジア / 中国:ロシア:日本 / 考古学情報ネットワーク / グローバルベース |
Research Abstract |
平成19年度の目的は、ロシア、中国、モンゴルにまたがる考古学研究機関をつなぐ研究情報ネットワークを確立することであった。 そのため年度の早い段階から各国の中核となりうる研究機関の選定と関係各所とのサーバー設定に関する打ち合わせを進めた。 各研究機関が設置しやすいソフトを利用するために、東洋大学の藤田晴啓教授らが開発したグローバルベースを基礎として自立分散型のサーバを展開し、ネットワークを構築することを決めた。 ロシアにおいてはロシア科学アカデミーシベリア支部考古学・民族誌学研究所とイルクーツク技術大学付属考古学研究所がサーバー設置に同意したため具体的な設置への協議を進めた。 中国については、当初吉林大学が名乗りを上げ、打ち合わせを進めまた現地を訪問し、プレゼンテーションを行ったが、後に開放型のネットワークの設置が当局から許可を得られないことが判明し、また資金的にも吉林大学側に問題が生じたことから、中国での設置期間を吉林大学から北京に所在する中国人民大学へ変更することとなった。すでに北京大学には、地理学研究の目的でグローバルベースが設置されており、これとの連携を進めることとなった。 モンゴルについては科学アカデミー考古学研究所が設置に合意したが、インフラその他に問題が残り、具体的な進展にいたってない。 10月に中国人民大学を会場に、グローバルベースについての講習会と各国の研究情報ネットワークにむけての意見交換を行うワークショップをロシア、中国、日本の研究者の参加を得て、実施した。
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Research Products
(3 results)