2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19GS0101
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
松井 彰彦 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (30272165)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川越 敏司 公立はこだて未来大学, システム情報科学部・複雑系科学科, 准教授 (80272277)
福島 智 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (50285079)
両角 良子 富山大学, 経済学部, 准教授 (50432117)
山下 麻衣 京都産業大学, 経営学部, 准教授 (90387994)
森 壮也 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 新領域研究センター, 主任研究員 (20450463)
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Keywords | ゲーム理論 / ディスアビリティ / インペアメント / 障害者政策 / 比較制度分析 |
Research Abstract |
障害者施策・運動の及ぼす社会・経済的影響、障害者施策と諸制度に係る比較制度分析、法・社会・歴史と社会的障害との連関の3つを共通テーマとし、制度分析、事例・実験分析、計量分析、歴史分析、理論分析の5つの研究グループを有機的に連関させながら研究を進めた。 社会への研究成果の発信の場として、京都において「統計調査から今後の障害者施策を考える」と題し、公開講座を行った。また、東京では障害者の教育と経済活動について計量分析による分析結果を公開講座で発表した。海外においては、ベルリンで行われた国際会議"15th World Congress of Inclusion International"に代表者他1名が報告を行い、シラキューズ大学にて、国際会議"International Conferenceon Disability Economics"を共催し、代表者他5人のメンバーが発表を行った。また、ニューヨーク国際連合本部およびワシントンD.C.世界銀行本部において、代表者他2名が発表を行い、国際会議11th NNDR(Nordic Networkon Disability Research)conference(レイキャビク)ではメンバー5名が参加し発表を行った。READプロジェクトの成果として、"Creating a Society for All:Disability and Economy"をリーズ大学のDisability Pressから刊行した。 研究を遂行するために、長瀬修特任准教授、倉本智明特任講師の他、特任研究員として、川島聡、臼井久実子、瀬山紀子、河村真千子、坂原樹麗、佐藤崇、栗原房江を雇用した。 各グループの研究実績のうち大きな変化のあった計量分析グループのみを下記に記す。 ・計量分析グループ:三鷹市調査とフィリピン調査を行った。また、統計調査の団体別データの集計を完了し、調査協力者向けの冊子を作成した。この過程で研究協力者として、入江薫(東京大学大学院経済学研究科)、奥山陽子(東京大学経済学部)を統計調査チームに加え、報告書作成の任に当たらせた。
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Research Products
(55 results)