2022 Fiscal Year Annual Research Report
Development of high-quality urushi resin production technologies by the mechanism of signal transduction and structure analysis of laccase
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19H00551
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Research Institution | Forest Research and Management Organization |
Principal Investigator |
田端 雅進 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 研究専門員 (40353768)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 敦史 九州大学, 農学研究院, 教授 (10360471)
福田 健二 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30208954)
井城 泰一 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所 林木育種センター, 主任研究員 等 (40370845)
本多 貴之 明治大学, 理工学部, 専任准教授 (40409462)
小谷 二郎 石川県農林総合研究センター(林業試験場), 石川県農林総合研究センター(林業試験場), 研究員(移行) (40450811)
中村 雅哉 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 研究専門員 (50353793)
黒田 克史 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (90399379)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | ウルシ / 樹脂道形成 / 傷害樹脂道 / 漆ラッカーゼ / エチレン |
Outline of Annual Research Achievements |
当年形成枝の先端部ですでに樹脂道が発達しており、樹脂道は内樹皮の形成直後に形成されること及び、傷処理とエスレル(エチレン)処理により傷害樹脂道の形成数やサイズが促進されることを明らかにした。一方、陽イオン交換クロマトグラフィーで分画したラッカーゼ画分の2次元電気泳動解析を行った結果、5画分に分離することができ、3画分にラッカーゼ活性が存在し、3画分の中でピーク2は分子量約90kDa、pI 8前後、ピーク3は分子量約80kDa、pI 7前後、ピーク5は分子量約30kDa、pI 9前後であることを明らかにした。さらに、新たに明らかになった漆ラッカーゼ遺伝子は、790~3802bpの長さを持ち、5グループ15遺伝子に分類されることを明らかにした。これらの成果の他に、漆滲出量の間接的な評価が可能な指標を探索した結果、漆滲出量の多いクローンを漆滲出長に加えて、胸高直径や葉特性から簡易に判別できることを明らかにした。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)