2019 Fiscal Year Comments on the Screening Results
官僚の社会化メカニズムの解明を通じた現代日本官僚制の研究
Project/Area Number |
19H00576
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 6:Political science and related fields
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
青木 栄一 東北大学, 教育学研究科, 教授 (50370078)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久保 慶明 関西学院大学, 総合政策学部, 教授 (00619687)
秦 正樹 大阪経済大学, 情報社会学部, 准教授 (10792567)
柳 至 立命館大学, 法学部, 准教授 (20647341)
北村 亘 大阪大学, 大学院法学研究科, 教授 (40299061)
伊藤 正次 東京都立大学, 法学政治学研究科, 教授 (40347258)
砂原 庸介 神戸大学, 法学研究科, 教授 (40549680)
本田 哲也 金沢大学, 法学系, 准教授 (40800016)
村上 裕一 北海道大学, 公共政策学連携研究部, 教授 (50647039)
河合 晃一 金沢大学, 法学系, 准教授 (50746550)
曽我 謙悟 京都大学, 法学研究科, 教授 (60261947)
手塚 洋輔 大阪公立大学, 大学院法学研究科, 教授 (60376671)
原田 久 立教大学, 法学部, 教授 (70275460)
大谷 基道 獨協大学, 法学部, 教授 (80705939)
山田 健 静岡大学, 人文社会科学部, 講師 (80906694)
小林 悠太 広島大学, 人間社会科学研究科(社)東千田, 准教授 (30824263)
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Project Period (FY) |
2021-03-01 – 2026-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
1990年代から行われた政治・行政改革を経験した日本の官僚制が、政治家や圧力団体との関係の中でどのように活動するようになったのか、そしてどのような理念で組織運営をするようになったのかを、量的分析と質的分析とによって実証しようとする研究。官僚の入省後の認識や行動の変化をパネルデータ化、インタビュー調査によって分析する。 「官僚はいつ、どのようにして所属省庁の官僚となるのか」という「官僚の社会化」の分析を通じて、現代日本官僚制の動態の解明が期待される。本研究においては、パネルデータによる分析における知見の創造が期待されるが、同時に、官僚制研究の担い手の育成と、官僚の量的・質的データセットが時間次元を含めて構築されることも、学術的意義を高めている。
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