2019 Fiscal Year Comments on the Screening Results
タンパク質の翻訳後糖鎖修飾により生成する動的エピトープを標的とする抗体医薬の開発
Project/Area Number |
19H00918
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 37:Biomolecular chemistry and related fields
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 良和 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (20374225)
比能 洋 北海道大学, 先端生命科学研究院, 教授 (70333333)
尾瀬 農之 北海道大学, 先端生命科学研究院, 教授 (80380525)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
タンパク質の糖鎖修飾による機能変動に着目して、疾患と糖鎖の観点から新たな展開を目指す優れた研究提案である。抗体を獲得するための糖ペプチド抗原の調整や抗体アッセイ法、抗体の認識機構解明、創薬に繋がる抗腫瘍活性の評価など、一連の研究計画がよく練られた形で立案されている。 ED抗体(epitope-defined antibody)を修飾糖鎖タンパク質に適用する本研究は、研究の重要性が認知されている一方で実際の目標達成が難しい課題である。この課題に挑戦する本研究の学術的意義は十分に高いと判断できる。糖鎖研究において高い実績を持つ研究代表者と構造物性研究を専門とする研究者との連携により、立案された研究計画の達成が見込まれる。
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