2019 Fiscal Year Comments on the Screening Results
高齢者の社会的孤立を抑制する物理エージェントの研究
Project/Area Number |
19H01112
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 61:Human informatics and related fields
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
田中 文英 筑波大学, システム情報系, 准教授 (50512787)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上出 寛子 名古屋大学, 未来社会創造機構, 特任准教授 (90585960)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
高齢者をはじめとする人々の社会的な孤立は、少子高齢社会における深刻な問題の一つである。本研究では、人々をつなぎ、人々に安心感を与える物理エージェント技術を開発し、この社会的問題に対するソリューションを提示する。要素技術側面から技術の社会導入に至るまで、幅広い側面における物理エージェントの設計指針を明確化して世界に発信する。 高齢者の社会的な孤立を防ぐ物理エージェントのあるべき特性を多角的に検討し、その具体的な設計指針を示す点に学術的意義がある。本研究成果により、社会的な孤立を防ぐソリューションの提示、および得られたソリューションの伝道師(アクティブシニア・エバンジェリスト)として、最新技術に詳しくアクティブな高齢者を活用する社会的な仕組みの創出が期待される。
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