2022 Fiscal Year Annual Research Report
Making a Model of Socially Inclusive Arts Management in Asian and its Application
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19H01224
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Research Institution | Osaka Metropolitan University |
Principal Investigator |
中川 眞 大阪公立大学, 都市科学・防災研究センター, 特任教授 (40135637)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
コルナトウスキ ヒェラルド 九州大学, 比較社会文化研究院, 准教授 (00614835)
沼田 里衣 大阪公立大学, 大学院文学研究科, 准教授 (10585350)
藤野 一夫 芸術文化観光専門職大学, 芸術文化・観光学部, 教授 (20219033)
垣田 裕介 大阪公立大学, 大学院生活科学研究科, 教授 (20381030)
岩澤 孝子 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (40583282)
平田 オリザ 芸術文化観光専門職大学, 芸術文化・観光学部, 教授 (90327304)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 社会的包摂 / アーツマネジメント / アジア / ジェントリフィケーション / パンデミック |
Outline of Annual Research Achievements |
ジョグジャカルタでの「都市研究フォーラム」は‘Post Pandemic Arts, Tourism and Cultural Management’というテーマで2022年8月2~3日にインドネシア芸術大学ジョグジャカルタ校にて開催した(ハイブリッド)。科研メンバーは対面参加はできなかったが、中川が‘How is Gamelan developing in Japan? : A Case Report on Marga Sari’と題するオンライン発表を行なった。インドネシアの外でのガムラン文化のマネジメントに関する内容である。バンコクでの「都市文化研究フォーラム」は2023年3月7~8日に‘Urban Voices’というテーマで実施した(オンライン)。夥しい都市の音の中から「聞こえぬ声」を聞き出そうという趣旨で、27件の発表、世界各地16ヶ国からの参加があり、中川が全体の総括を行なった。アジアでは新自由主義的な市場原理で経済を回す方向性が加速化し、一方で歪みや格差が大きくなっている。その結果、ジェントリフィケーションのなかで、アートは「加担と批判」の間を揺れ動いている。本科研の肝は、その部分についての研究を深める点にあることを再確認すると同時に、データを蓄積することの重要性を改めて認識した。 マイノリティをテーマとするアジアの詩集‘Voices from A’第2巻を刊行した。また社会包摂型アーツマネジメント研究に「国際比較」の視座を導入するため、大阪市西成区の寄せ場(釜ヶ崎)で活動する紙芝居劇団の調査を集中的に行ない、全作品の映像化を完成させることができた。高齢で多様なセクシュアリティをもつ人々の集合体である劇団「むすび」の価値を「弱さ」の強みとして捉え、その理論的強化に取り組んだ。その他、科研メンバーは学会などでの口頭発表、論文執筆、現場実践を積極的に行なった。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(24 results)
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[Journal Article] Synthesis2023
Author(s)
Kornatowski Geerhardt
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Journal Title
Diversity of Urban Inclusivity: Perspectives Beyond Gentrification in Advanced City-Regions
Volume: 20
Pages: 337-347
DOI
Peer Reviewed
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