2021 Fiscal Year Annual Research Report
"Missing Link" in Modern Indonesian History: Post-war society seen through Japanese military administration
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19H01321
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Research Institution | Miyagi University |
Principal Investigator |
山本 まゆみ 宮城大学, 基盤教育群, 教授 (60709400)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
倉沢 愛子 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 名誉教授 (00203274)
Horton William.B 秋田大学, 教育文化学部, 准教授 (00625262)
高地 薫 神田外語大学, 外国語学部, 准教授 (30345178)
山崎 功 佐賀大学, 芸術地域デザイン学部, 教授 (60267458)
須栗 裕樹 宮城大学, 事業構想学群, 教授 (80553859)
後藤 乾一 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 名誉教授 (90063750)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 日本占領期インドネシア / 東西冷戦期 / Digital Humanities / インドネシア地域研究 / 植民地研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、海外調査地と海外研究者との研究交流が前提となり進める予定であったが、新型コロナ感染症社会の長期化の中、国内調査及びこれまでの史料の整理とデジタル化を進めることとした。研究実績は、①第2次世界大戦前の日本社会とアジア社会の歴史を総合的にまとめた図書、②日本占領期インドネシアの医療や産業に関する図書、③風化される戦争の歴史の再考に関する論文、④デジタル化に伴う、研究論文と国際学会発表がある。具体的な主な実績は以下のとおり。 ① 後藤乾一(研究分担者)『日本の南進と大東亜共栄圏』めこん ② 倉沢愛子(研究分担者) 『ワクチン開発と戦争犯罪――インドネシア破傷風事件の真相』岩波書店 「穀倉地帯から工業団地へ―ーそして村はどう変わったのか」内藤耕編『工業団地がやってきた』風響社、③「戦後77年に想う:風化できぬ思い真実」『経済』No.342 ④ Horton, William Bradley (研究分担者)"Digiti Humanitites in the Covid Era" Paramita: Historical Studies Journal, 32(2), 2022, pp. 243-252, Mayumi Yamamoto (研究代表)"Addressing Challenges of Digitalization: A Nouveau Epoch of History in the Digital Era" (AAS annual conference at Boston, organizing and presenting a specail round table session).Horton, William Bradley, Suguri Hirokiも発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
新型コロナ感染症社会の状況に対応するため、大幅な変更を行わず研究が推進できるよう、2022年度はデジタル化と文書整理に軸足を移した。デジタル化作業の効率化に向けた整備などで、新しい作業が増加した。
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Strategy for Future Research Activity |
海外との研究を推進し、最終年度には国際シンポジウムおよびワークショップを開催する。シンポジウムに向けて、滞っている海外調査での史料収集も再開し、現地調査と同時に史料整理とデジタル化を行う。このような研究方法を行うことで、今後社会が再び感染症問題が起きても対応できるように整える。
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Research Products
(11 results)