2022 Fiscal Year Annual Research Report
Political System Change and Democracy in European Peripheral Countries
Project/Area Number |
19H01442
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
平田 武 東北大学, 法学研究科, 教授 (90238361)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
空井 護 北海道大学, 公共政策学連携研究部, 教授 (10242067)
中井 遼 北九州市立大学, 法学部, 准教授 (10546328)
馬場 香織 北海道大学, 法学研究科, 准教授 (10725477)
仙石 学 北海道大学, スラブ・ユーラシア研究センター, 教授 (30289508)
横田 正顕 東北大学, 法学研究科, 教授 (30328992)
小川 有美 立教大学, 法学部, 教授 (70241932)
伊藤 武 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (70302784)
中田 瑞穂 明治学院大学, 国際学部, 教授 (70386506)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 政党システム変容 / 新興デモクラシー / 比較政治 |
Outline of Annual Research Achievements |
科研研究期間最終年度に当たる今年度は、前年度の中間成果の発表を受けて、補完的な研究を遂行するとともに、2023年2月20日に東北大学法学研究科において、海外出張中だった伊藤武(東京大学)を除く執筆者全員、平田武(東北大学)・横田正顕(東北大学)・仙石学(北海道大学)・中田瑞穂(明治学院大学)・馬場香織(北海道大学)・中井遼(北九州市立大学)と、評者に小川有美(立教大学)・空井護(北海道大学)を迎えて、対面・オンライン併用で書評会を開催した。この書評会には、東北大学の政治系スタッフ・大学院生も参加した。評者から個別の論文に対する評価・質問が寄せられ、執筆者からはその後の展開も含めて応答がなされたほか、全体に対して、事例選択の中でハンガリーを欠いたことへの批判や、同時発生した政党システム変容に対する共通の要因の有無について質問が出され、政党システム変容とそれを分析する多様なアプローチを前提として行われた共同研究の中で、むしろ政党システムの変容に起因するデモクラシーの棄損が中心的なテーマとなるハンガリーを同列に扱うことの困難さや、同時発生したものの、政党システム変容の要因は地域ごとに多様性を見せていることなどが指摘され、他方で有権者の世代交代と関連付けることには慎重な意見も出された。 新型コロナ感染症の流行が落ち着き始めたことで海外渡航調査が可能となり、今年度は平田がハンガリーへの海外渡航調査を実施した。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(13 results)