2022 Fiscal Year Annual Research Report

高校・大学・教職をつなぐ「教職キャリアカウンセリングプログラム」の開発

Research Project

Project/Area Number	19H01672
Research Institution	Nara University of Education
Principal Investigator	河崎智恵奈良教育大学, 教職開発講座, 教授 (50346300)
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha)	吉村雅仁奈良教育大学, 教職開発講座, 教授 (20201064) 古田壮宏奈良教育大学, 教育連携講座, 教授 (60453825) 横山香奈良大学, 文学部, 教授 (70727750)
Project Period (FY)	2019-04-01 – 2023-03-31
Keywords	教職キャリア / キャリアカウンセリング / キャリア教育
Outline of Annual Research Achievements	本研究の目的は、教師のライフコースを視野に入れた教職キャリアカウンセリングプログラム(小・中・高等学校教員志望者及び教員対象)を開発することであった。具体的には、1.　高校生、大学生、および現職教員を対象に、教師の発達段階に応じたキャリアカウンセリングプログラムを開発し、2.　教育実践のうえ、教育的効果を検証し、3.　最終的には、開発したプログラムをWeb版として公開することを目指した。2022年度から2023年度（延長）においては、これまでの研究をもとに、下記の4つの調査研究を実施した。 1. 欧州の教職キャリアカウンセリングプログラムの調査：　クラーゲンフルト大学およびインスブルック大学を訪問し、CCT（Career Counselling for Teachers）の実践者等にインタビューを行い、実施状況や成果について調査した。 2.　CCT-Jの開発・効果検証：　上記結果をもとに、継続検討してきた日本の高校生・大学生・教員を対象とした教職キャリアカウンセリングプログラムを精査し、CCT-J（Career Counselling for Teachers: Japan Version）として開発した。高校生から現職教員を対象に実践を行った上で、質問紙調査により教育効果を検証した。その成果の一部は、国際キャリア教育学会（IAEVG 2022 International Conference）にて発表した。 3. CCT-Jの改善：　CCTの開発者（Dr. Johannes Mayr）らとともに、CCT及びCCT-Jの取り組みについて考察を行い、成果と課題を明らかにした。それらの課題を踏まえて、CCT-Jのプログラムの見直しを行い、修正・改善を図った。 4. CCT-Jの公開：　修正したCCT-Jプログラムは、Web版としてCCT-Jを広く公開し、プログラムの普及に努めた。
Research Progress Status	令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
Strategy for Future Research Activity	令和4年度が最終年度であるため、記入しない。