2021 Fiscal Year Annual Research Report
Visualization of inflammation in coronary artery plaque and elucidation of the mechanism of myocardial infarction development by using high resolution PET scan
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19H03592
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
納谷 昌直 北海道大学, 大学病院, 講師 (20455637)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
孫田 惠一 北海道大学, 大学病院, 副放射線技師長 (20636419)
平田 健司 北海道大学, 医学研究院, 准教授 (30431365)
真鍋 治 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 特任助教 (40443957)
真鍋 徳子 自治医科大学, 医学部, 教授 (70463742)
志賀 哲 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 教授 (80374495)
石田 雄介 北海道大学, 医学研究院, 客員研究員 (80649088)
長内 俊也 北海道大学, 大学病院, 講師 (90622788)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 炎症性プラーク / 冠動脈疾患 / 頚動脈プラーク / 高分解能PET |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、1. 最新型高分解能PET/CTを用いた非侵襲的炎症性プラークの可視化。2. PETでの炎症性プラーク描出と病理所見との対比による検査の妥当性の評価。3.生活習慣病、炎症性サイトカイン、MMP、酸化ストレス、心筋壊死組織の炎症性活動性に対する影響を明らかにし、炎症性プラーク形成の機序解明。4.糖尿病、脂質異常症、高血圧、喫煙に対するガイドラインに遵守した生活習慣病の最適化内服加療や冠血行再建術の炎症性プラーク治癒に対する効果を検証である。 今年度の実績としては、1. 北海道大学病院および関連施設に通院または入院中の急性冠症候群34名、安定冠動脈疾患9名の計43名と非冠動脈疾患群の6名を前向きに登録した。2. 実際の被検者の撮像にあたって、撮像プロトコルの最適化を行い、冠動脈左主幹部、左前下行枝、左回旋枝、右冠動脈の動脈炎症を可視化することに成功した。さらに、頸動脈、胸部大動脈、腹部大動脈においても動脈炎症を描出できた。3.Metavolを利用して、心血管系に集積したFDGの集積強度、集積範囲をtarget blood ratioを用いて、客観的かつ定量的に測定できた。4. 予後調査を行ったところ、イベントの発生が少なく、予後解析は今後の課題と考えられた。本研究の意義は、最新型PET/CT装置をいち早く導入し、冠動脈、頚動脈、大動脈といった血管の炎症の可視化と定量評価を確立したことにある。この研究により、冠動脈疾患患者に対して、心筋梗塞発症リスクのある病変や患者を同定し。致死的な心血管イベントを予防・治療できる可能性がある。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)