2020 Fiscal Year Annual Research Report
保健師の倫理的実践を促進するための実装研究：倫理的能力育成方法と支援環境の構築
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19H03967
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| Research Institution | St. Luke's International University |
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Principal Investigator |
麻原 きよみ 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (80240795)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 真朝 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (00439514)
荒木田 美香子 川崎市立看護短期大学, その他部局等, 教授 (50303558)
小野 若菜子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (50550737)
小西 恵美子 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 客員研究員 (70011054)
三森 寧子 千葉大学, 教育学部, 准教授 (70633395)
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| Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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| Keywords | 公衆衛生看護 / 保健師 / 倫理 / 支援環境 / 実装研究 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、保健師の倫理的実践を促進するために、保健師の倫理的能力育成方法（倫理教育・事例検討）を実践現場に実用化・普及する方法と、その効果が促進される倫理的支援環境を構築することを目的としている。2020年度はモデル拠点を依頼した行政分野（２自治体）、産業保健分野（2企業・事業所）、学校分野（2件）、地域包括支援センター（1法人）の地域保健医療専門職に日常実践における倫理的課題と倫理的支援環境に関するインタビューを実施し、質的に分析した。その結果をもとに研究者間で検討を重ね、倫理的職場環境質問紙を作成し、研究倫理審査委員会の承認を得て、関東近辺の自治体、企業・事業所、学校、地域包括支援センター、各600か所に質問紙調査を実施した。コロナ感染症拡大の影響を大きく受け、調査時期は遅れ、特に保健所を含む自治体調査は、サンプル数の確保のため8月までのデータ収集を余儀なくされた。回収数は720件、有効回答数は706件であった。データについては基礎統計量を算出した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コロナ感染症の感染拡大の影響を受け、サンプル数確保のために2020年実施予定の質問紙調査が2022年8月まで延期せざるを得なかった。調査実施については大きな問題なく順調に実施できた。
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| Strategy for Future Research Activity |
実装研究で用いるアウトカム指標である倫理的職場環境質問紙が作成できたので、4つの研究拠点で、実装研究を推進し、報告としてまとめたい。
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