2022 Fiscal Year Annual Research Report
Automatic Evaluation of Indicators for City Services Using Citizen Sentiments in Social Media
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19H04420
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
関 洋平 筑波大学, 図書館情報メディア系, 准教授 (00348468)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高久 雅生 筑波大学, 図書館情報メディア系, 准教授 (00399271)
柏野 和佳子 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 研究系, 准教授 (50311147)
神門 典子 国立情報学研究所, 情報社会相関研究系, 教授 (80270445)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 市民意見 / マルチタスク学習 / コロナ禍 / アプレイザル理論 / T5 / BERT / 立場分類 / ソーシャルキャピタル |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、市民の意見や議論の特徴を分析する上で必要となる視点を定義し、アプレイザル意見タイプ、地域依存性、市民の立場、極性などの複数の視点に基づいて、ソーシャルメディアから市民意見を抽出する手法を提案について研究を進め、言語処理学会論文誌において英文論文が採択されると同時に、国際会議NAACL2022の併設ワークショップである SocialNLP 2022 においてコロナ禍における保育園生活とレストランのテイクアウトサービスなどの地域課題の解決への応用について招待講演を行った。さらに、提案手法では、意見の複数の観点間の関連を考慮したマルチタスク学習の有効性を大規模言語モデルであるBERTの微調整に基づき検証を行ったが、生成モデルであるT5を利用した場合には、精度が向上し、都市間の傾向の違いを考慮した上で各属性を推定できることも明らかにし、研究会で発表を行った。また、ソーシャルメディア上に現れる新出語について、2層に基づくアノテーションを定義し文脈を考慮することで効果的に抽出できることを明らかにする研究を行い、国際会議IALP 2022 において発表を行った。さらに、研究分担者である柏野准教授、神門教授と協力しながら、都市別の市民意見を分析し、市民間のつながりが重要な役割を果たすコロナ禍における感染拡大期間や自宅待機期間においてソーシャルキャピタルを考慮することで、抽出した市民意見の推移が躁うつ病などの気分障害の患者数の推移と相関があることを明らかにして、研究会発表を行った。また、研究分担者である高久准教授は、Linked Open Data を利用した構造の分析に基づく応用として、漢詩作品の自動生成や類似楽曲の提示に関する研究を進めた。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(15 results)