2020 Fiscal Year Research-status Report
Development of a Diagnositc English Vocabulary Test for the Students who just Entered Junior High School in Japan
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19K00886
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
星野 由子 千葉大学, 教育学部, 准教授 (80548735)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清水 遥 東北学院大学, 文学部, 准教授 (20646905)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 小学校英語 / 教科書 / 語彙 / テスト / 言語活動 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和2年度から使用されている小学校英語教科書全7社(14冊)について、教科書に掲載されている活動の区分を行った。具体的には、まずは学習指導要領に書かれている4技能5領域で(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング<プレゼンテーション>、スピーキング<インタラクション>)の分類を行った。その後Spratt, Pulverness, & Williams (2011) に掲載されている区分に従ってそれぞれの活動をさらに細分化した。また、読む活動・書く活動については音声で十分に慣れ親しんだ後に読んだり書いたりすることが学習指導要領で求められているが、読んだり書いたりする以前にどの程度の分量の英語が児童の目に入るようなつくりになっているのかを調査中である。これらの分類は2名で行っており、分類結果の不一致部分を解決するところまでが今年度内に終了している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルスの影響で授業準備などの本務に影響が出ており、そのために研究のためのエフォートが少なくなってしまったため。
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Strategy for Future Research Activity |
今度は分類結果をカイ二乗検定等を用いて分析する予定であり、この結果を英語教育系学会で発表予定である。また、令和3年度版中学校教科書についても語彙と活動の点から同様の分析を行い、小学校英語教科書と比較を行う。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルスの影響で、今年度はもともと計上していた旅費の支出がなく、また研究の進捗状況も予定通りではなかったため。
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