2021 Fiscal Year Research-status Report
東北・北関東の農兵隊・草莽隊と戊辰戦争の実態的研究
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19K00959
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| Research Institution | Miyagi Gakuin Women's University |
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Principal Investigator |
平川 新 宮城学院女子大学, 付置研究所, 研究員 (90142900)
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| Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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| Keywords | 庶民剣士 / 兵農分離 / 農兵 / 尊皇攘夷 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
・本年度はコロナ禍の影響で、古文書調査や現地調査が実施できなかった。そのため、主に自治体史や研究書、論文などの文献調査を中心に行った。
・収集した史料にもとづいた研究成果として、拙著『世論政治としての江戸時代』（東京大学出版会、2022年5月刊）所収の第４章「天保期の社会と天保改革」において、「庶民剣士と惣国の防衛」、および終章「私にとっての江戸時代論」において、「兵農分離と庶民剣士」「武士と庶民の間」を執筆した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍のために個人宅に所蔵されている古文書調査が実施できず、博物館等の史料所蔵機関も閲覧制限等のために出張調査ができなかったため。
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| Strategy for Future Research Activity |
コロナ禍が終息すればフィールワークを再開し、新たな史料の採集によって新知見を得ることが可能になる。併せて、これまで収集した史料を検討し、庶民剣士と幕末農兵や戊辰戦争との関係を明らかにしていきた。
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| Causes of Carryover |
・コロナ禍のために古文書調査等のフィールドワークが実施できず旅費等の使用ができなかった。
・研究用機器（パソコン）が老朽化して不具合が生じているため、パソコン購入を予定している。
・コロナ禍がある程度終息すればフィールふぉワークを再開する。
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