• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2023 Fiscal Year Annual Research Report

製品開発段階での企業間の国際的な知識共有に関する研究:国内での知識共有との比較

Research Project

Project/Area Number 19K01927
Research InstitutionNanzan University

Principal Investigator

金綱 基志  南山大学, 総合政策学部, 教授 (50298064)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2024-03-31
Keywords研究開発のグローバル化 / R&Dネットワーク / 埋め込み理論 / トヨタ自動車 / ゼネラルモーターズ / 現代自動車
Outline of Annual Research Achievements

研究開発活動をグローバルに行うことは、海外で企業特殊的優位性を獲得する上で重要な役割を果たしている。ここで問題となるのが、海外へのR&Dネットワークの拡大に、多国籍企業の本国内R&Dネットワークの在り方が影響を与えるのかという点である。これまで埋め込み理論において、既存のネットワークにおける埋め込みレベルが過度に高い場合には、ネットワーク外部と新たな関係性を構築することが難しくなること、そのためネットワーク内部のアクター間で共有される知識が同質化するデメリットが生じるとの指摘がされてきた(Portes and Sensenbrenner,1993; Gargiulo and Benassi,2000)。そうだとすれば、国内での高いレベルの埋め込みで特徴づけられるネットワークを築いてきた多国籍企業は、いかなる状況の変化の下でもネットワーク外部との新たな関係性を構築することが難しいということになるのだろうか。
本研究では、多国籍企業の国内R&Dネットワークにおける高いレベルの埋め込みが、新たなR&Dネットワークの拡大であるR&Dネットワークのグローバル化の障害となるのかという点について、国内においてパートナーと強固な関係性を築きながらR&D活動を行ってきたトヨタ自動車と、米国ゼネラルモーターズ、韓国現代自動車を比較しながら検証を試みた。
その結果、日本の多国籍企業においても、科学技術論文誌に掲載される基礎研究レベルにおいては、そのR&Dネットワークが本国R&D拠点において立地外に拡大し、海外R&D拠点においても立地内・立地外に拡大していることがトヨタ自動車のケースで確認された。このことは、新たなR&Dネットワークをグローバルに拡大していくために、国内での企業間の高いレベルの埋め込みの下でのネットワークが障害となるとする見解に疑問を投げかけるものとなっている。

  • Research Products

    (1 results)

All 2024

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 多国籍企業の本国R&DネットワークがR&D活動のグローバル化に与える影響 -トヨタ自動車、GM、現代自動車のケースの比較-2024

    • Author(s)
      金綱基志
    • Journal Title

      南山経営研究

      Volume: 第38巻第3号 Pages: 301-333

    • DOI

      10.15119/0002000431

URL: 

Published: 2024-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi