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2021 Fiscal Year Research-status Report

多孔質媒体のハイドレート生成・分解の実験的解釈と熱・物質移動特性のモデル化

Research Project

Project/Area Number 19K05346
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

今野 義浩  東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (80739558)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 神 裕介  国立研究開発法人産業技術総合研究所, エネルギー・環境領域, 研究グループ長 (30462857)
Project Period (FY) 2019-04-01 – 2023-03-31
Keywordsハイドレート / X線 / CT / 堆積物
Outline of Annual Research Achievements

今年度は、模擬堆積物およびハイドレートのX線による観察に向けて、観察システムの検討を行った。昨年度の研究において、X線の透過性が高く、かつ、構造強度の高い炭素材を用いたセルを設計・製作した。本セルを用いて模擬堆積物中のハイドレートの観察を行うためには、X線CT装置に設置した状態で、セルの圧力・温度をハイドレート安定条件内に保持し続ける必要がある。そこで、X線CT装置に干渉しない、本セルのサイズに対応した圧力・温度の保持機構を検討・準備した。これにより、計測中もハイドレートが分解してしまうことなく、安定的に観察することができるシステムが完成した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

観察システムは完成したが、温度制御装置ならびにX線CT装置の一部に修理交換が必要な個所が見つかった。また、COVID-19の影響により、計画していた出張が行えなかった。以上の理由により、実験を延期しなければならなくなったため、やや遅れていると判断した。

Strategy for Future Research Activity

装置・システムともに完成したため、装置の修理が終わり次第速やかに、実験を実施する予定である。

Causes of Carryover

装置故障とCOVID-19の影響による研究計画の変更のため、次年度使用額が生じた。装置修理完了後速やかに実験を再開することで、研究目的を達成する。

URL: 

Published: 2022-12-28  

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