2021 Fiscal Year Research-status Report
若年高血圧に関連する口腔内・腸内細菌を探索し予防と治療につなげる研究
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19K10677
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Research Institution | National Hospital Organization, Kyushu Medical Center (Clinical Institute) |
Principal Investigator |
荒川 仁香 独立行政法人国立病院機構九州医療センター(臨床研究センター), その他部局等, 臨床検査科 科長 (50835337)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
有馬 久富 福岡大学, 医学部, 教授 (20437784)
後藤 健一 九州大学, 医学研究院, 教授 (30549887)
冨永 光裕 独立行政法人国立病院機構九州医療センター(臨床研究センター), その他部局等, 高血圧内科科長 (80817627)
今津 里奈 独立行政法人国立病院機構九州医療センター(臨床研究センター), その他部局等, 高血圧内科医師 (90838377)
井上 聡美 独立行政法人国立病院機構九州医療センター(臨床研究センター), その他部局等, 栄養管理室長 (20847298)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 腸内細菌 / 高血圧 / 食塩摂取量 |
Outline of Annual Research Achievements |
高血圧患者の腸内細菌叢を調べ、かつ、食事内容や食塩摂取量などの調査も同時に行っている。このことにより食塩摂取量や特定の食品と腸内細菌叢との関係をみることが可能であり、患者への食事指導にも役立つ。2022年3月末までで98名の同意を取得し、計189件の便からDNA抽出を行った。来年度中に腸内細菌叢の解析を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
予定より研究対象者が少ない。コロナ禍の影響もあり外来診療が中断されたことや、予想以上に食事調査への抵抗を訴えられる患者さんが多いためである。
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Strategy for Future Research Activity |
最低限100名の同意取得を目標に2022年6月まででエントリーを終了し、来年度中に腸内細菌叢の解析を行う。
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Causes of Carryover |
同意取得人数が予想より少なく、かつ、これまで腸内細菌叢の解析は未施行である。今後の研究につなげるため、エントリーは早めに打ち切り、来年度中に腸内細菌叢の解析を行う予定であり、それに対する経費が必要である。
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