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2022 Fiscal Year Annual Research Report

妥当性および信頼性の高い看護技術演習ルーブリックの特徴分析

Research Project

Project/Area Number 19K10832
Research InstitutionJuntendo University

Principal Investigator

北川 明  順天堂大学, 保健看護学部, 教授 (20382377)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 安酸 史子  関西医科大学, 看護学部, 教授 (10254559)
永井 菜穂子  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, その他, 講師 (10779573)
小室 葉月  帝京平成大学, ヒューマンケア学部, 講師 (50782249)
大和 広美  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, その他, 助教 (50807047)
Project Period (FY) 2019-04-01 – 2023-03-31
Keywordsルーブリック / 妥当性 / 信頼性 / 看護教育
Outline of Annual Research Achievements

本年度は、看護基礎教育の演習および実習で使用されているルーブリックの分析を行い、ルーブリックの評価尺度を段階づけるを5つの評価基準の記載パターンを見出した。分析は、「ルーブリック」をキーワードとし、原著論文、看護論文、5年以内を条件に医学中央雑誌Webで検索をかけ、検索された52論文から、解説、演習または実習を対象としたルーブリックが掲載されていないものを除いた23論文に掲載されているルーブリックを対象とした。対象となったルーブリックの評価尺度は3~5段階の範囲となっており、平均4.3段階となっていた。ルーブリックの評価対象は、実習が15個、演習が8個であった。評価基準の尺度段階の記載方法を分析したところ、【条件のうち5つ満たす、4つ満たす】等の「項目数」で段階をつけているもの、【概ね満たす、5割満たす】等の「割合」で段階をつけているもの、【Aは満たすがBは満たさない】等の「条件」で段階をつけているもの、【独力で満たす、助言ありで満たす】等の「助言」で段階をつけているもの、【理解する、実施する】と「動詞変化」をさせている5つのパターンが抽出された。今回分析対象としたすべてのルーブリックは、この5つのパターンの組み合わせにより記載されていた。
このうち、「助言」と「動詞変化」を除いた3つのパターンで、持続点滴をしている患者の寝衣交換を評価するためのルーブリックを作成した。ルーブリックは4段階とし、個別行動目標を観点とした。作成したルーブリックを用いて30名の演習場面を評価し、熟練評価者の評価点と比較を行った。その結果、どのルーブリックも熟練評価者の評価点と相関があり、最も相関が高いルーブリックは「割合」で記載しているものでρ=0.58であった。

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Published: 2023-12-25  

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