2019 Fiscal Year Research-status Report
アクションリサーチによる生活保護受給者の禁煙支援プログラムの検証
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19K11243
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Research Institution | Yamagata University |
Principal Investigator |
松浪 容子 山形大学, 医学部, 助教 (60361268)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古瀬 みどり 山形大学, 医学部, 教授 (30302251)
谷口 千枝 愛知医科大学, 看護学部, 講師 (60738251)
赤間 由美 山形大学, 医学部, 助教 (90700021)
久保田 聰美 高知県立大学, 看護学部, 教授 (50827631)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 禁煙 / 生活保護 / 禁煙支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、福祉事務所を窓口にした生活保護受給者に対する禁煙支援プログラムの開発と、その有用性の検証である。 そのため、以下のことを目標とする。1) 生活保護受給者の禁煙を支援するためのツールと支援マニュアルを福祉事務所現業員と協働で作成し、支援手順を明確化した禁煙支援プログラムを開発する。2) 福祉事務所を窓口に禁煙支援ツールと支援マニュアルを活用し、その妥当性、ならびに現場での使用可能性を検討する。3) 福祉事務所を窓口に禁煙支援ツールと支援マニュアルを活用した禁煙支援プログラムを実施し、その有用性を検証する。 2019年度の研究成果:はじめに国内外における先行研究の検討を実施した。次に、先行研究の知見に基づき生活保護受給者向けの禁煙支援ツールと、福祉事務所における生活保護現業員の使用を想定した支援マニュアル原案の作成と禁煙支援プログラムの開発を実施した。 作成した禁煙支援ツールと支援マニュアル原案を、生活保護受給者に関わりを持つ福祉職に配布し、原案の妥当性を検討した。禁煙支援ツールと支援マニュアル原案を用いて実際の禁煙支援の場面を想定したシミュレーションを実施してもらい、実用化のための課題を明確化した。 現在、分担研究者とともにツールとマニュアルの見直し検討を実施している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
概ね順調に進展しているが、現在新型コロナ感染症対策のため、対面での打ち合わせや研究実施を見合わせている状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
現在見直し検討中の禁煙支援ツールと支援マニュアル修正版を完成させて、生活保護受給者に関わりを持つ福祉事務所現業員を対象に修正版を試用した禁煙支援シミュレーションを実施し、その結果を参加観察法ならびに聞き取りにて調査し、分析する予定である。分析は得られたデータを質的に分析し、実用化のための課題を明確化する。 また修正版禁煙支援ツールと支援マニュアルと禁煙支援プログラム修正案の表面妥当性、現場での使用可能性の検討(ベースライン調査)を実施予定である。
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Causes of Carryover |
新型コロナ感染症対策のため学外での打ち合わせと調査の実施を見合わせたため
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