2020 Fiscal Year Research-status Report
レセプトデータベース(NDB)を使った高齢者の医療資源の適正化の検討
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19K12870
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
野尻 宗子 順天堂大学, 革新的医療技術開発研究センター, 准教授 (80763466)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | データベース / 臨床疫学 / バイアス / 高齢者 |
Outline of Annual Research Achievements |
1)数理的理論のための準備 疫学研究における未測定交絡の文献検索を行った。因果推論のアプローチから、J.PearlとVancerweeleのバイアスに関する研究論文を考察した。また、Pearlの論文を引用し、未測定交絡の影響についてシミュレーションを実施した(感度分析)。 2)データベース研究のための諸準備 2-1)大腿骨骨折とpolypharmacyでのリスク要因の論文レビューを実施し、未測定交絡因子を考察した。2-2)市販データベースを購入し、歌解析用データセット構築と解析中である。 3)OpenNDBデータベース、e-statを用いて、睡眠薬と無呼吸症候群の関連を研究し、論文投稿中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
関連の論文レビューとデータセットを購入し解析の準備は、概ね順調に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
バイアスの理論の考察や解析は、担当者を決め、打ち合わせ回数を増やしている。
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Causes of Carryover |
次年度は、使用予定は関連書籍の購入に充てる予定である。
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