2023 Fiscal Year Research-status Report
Dialect Perceptions of the Hokuriku Dialects by Non-Japanese and Native Hokuriku Japanese: A Comparison between Hokuriku dialects, the Kansai Dialect, and common Japanese
Project/Area Number |
19K13201
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
ヘネシー クリストファー 福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(総合グローバル), 准教授 (50727732)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 日本語学 / 方言学 / 方言意識 / Japanese linguistics / dialect / perceptual dialectology / language regard / 北陸 |
Outline of Annual Research Achievements |
新型コロナウイルス感染症の流行により、本研究は対面の調査からオンライン調査へ移動した。福井県の嶺北地域で行なった量的なオンラインで行うパイロット調査のデータを収集したが、福井県以外のところでデータを収集し、論文発表に向け準備中である。北陸地方の5つの方言地域(嶺南(福井県)、加賀(石川県)、能登(石川県)、呉東(富山県)、呉西(富山県))のオンラインでのアンケート調査を行っています。
収集した外国人労働者からのデータ分析に基づいて、2023年度に対面でのインタビューも福井県内で8人の外国人労働者に対する対面インタビューを行った。そのインタビュー・データにより外国人介護士と地方の方言の関係についてより理解できた。主な大事な結果テーマは職場での方言使用必要性と来日する前に適切な現地での方言の日本語教育の必要性であった。そのように、特にに日本語教育に貢献できる結果と考えられる。インタビュー調査のデータ分析により国内学会で口頭発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
昨年新型コロナウイルス感染症の影響により、北陸の6つの方言地域対象地域(嶺南(福井県)、嶺北(福井県)、加賀(石川県)、能登(石川県)、呉東(富山県)、呉西(富山県))に行き公共の場にて体面的なアンケート調査を行うことが難しくなったため、オンラインで行う準備とパイロット調査の時間が必要であった。上記に書いたように福井県の嶺北地域で行なった量的なオンラインで行うパイロット調査のデータを収集したが、2023年度に思ったよりオンラインでの対象者募集が難しかった。今年度はオンラインと対面での調査を行う予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
上記に書いたようにこれから調査がオンラインと対面で行い、他の地域で進める予定である。今年も論文を一本行うつもりである。
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Causes of Carryover |
今後オンラインでの調査を行う。2023年度にオンラインでの募集がうまくいかず、オンラインでのインフォーマントの募集などはまだ不明なところがあり、さらにそれについての図書を購入する。そして、インタビュー調査により新しいい研究方向性があり、より日本語教育と方言学などの図書を購入する予定である。また図書をよりアクセスしやすくなるため、図書スキャナーを購入する予定である。あと、学会や論文に関係がある会費や交通費が必要である。
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