2022 Fiscal Year Research-status Report
NICU入院中の早期運動負荷による新たな早産児の発育改善への試み
Project/Area Number |
19K17313
|
Research Institution | Aichi Medical University |
Principal Investigator |
森 麻里 愛知医科大学, 医学部, 助教 (90825465)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | 早産児 / 体組成 / 筋量 / おくるみ / 運動負荷 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、四肢を屈曲した状態の児をおくるみで全周囲的に包み込むことで児が子宮内にいることを擬する。そして児が四肢を伸展した際におくるみから受ける抵抗を負荷として筋力向上を目指す。児を適切な圧で包み込めるよう、児の下肢伸展力の測定を行っている。方法として児が下肢を屈曲した状態でパームQ🄬を児の足底に当て、そのままの位置で児が下肢を伸展させようとすることで生じる圧を測定する。同時に児が苦痛を表していないか心拍などのスケールで評価する。 同時に児のおくるみについて適切な形状を作成している。布素材の選定できたため児の体格に合わせたサイズを3サイズほど検討している。 現在データ収集中である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウィルス感染症対策により新たなおくるみを児にあてるなどの作業が困難であった。また、理学療法士の退職により適切な肢位および圧負荷の検討を行う作業も滞ってしまった。 以上の理由に加えて、研究者の育児に伴う時短勤務により研究時間のエフォートが下がり研究計画の遅れがある。
|
Strategy for Future Research Activity |
データの収集を目標例数行っていく。 児への適切な負荷方法について評価できるよう理学療法部門との協議を行う必要がある。 おくるみを可及的速やかに作成し、児へ使用できるよう環境を整えていく。
|
Causes of Carryover |
新型コロナウィルス感染症蔓延により旅費等が発生しなかったため。 研究計画の遅滞により書類作成等に必要な物品の購入がなかったため。
|