2021 Fiscal Year Research-status Report
NDB(レセプトデータ)を用いた難病患者の疫学調査の手法開発と治療実態の把握
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19K19464
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Research Institution | Nara Medical University |
Principal Investigator |
久保 慎一郎 奈良県立医科大学, 医学部, 非常勤講師 (20833809)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 副作用 / レセプト / 添付文書 / 発現率 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は難病患者の副作用の定義づけについて10種類の発現をトライアルした。主要な疾患において添付文書上の副作用発現率を参照し、副作用の定義(薬剤や診療行為等)を組み合わせることによって比較した。副作用は複数疾患で観察した。主要な副作用2症状については、概ね複数の疾患で添付文書と同様の発現率を認めたが、他の副作用においては疾患によって副作用の発現が上下し、また副作用の発現が検出されないものも生じた。特に薬剤のみで定義づけを行っている症状については検出が難しくレセプトデータだけで検出すること限界が明らかになった。入院期間の延長による副作用の発現については、カットオフ地を定めるにあたり、学会標準のガイドラインに則って入院期間を設定していない場合も多く、検証が難しいことが想定された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
今年度の計画における検証は終了したため
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Strategy for Future Research Activity |
検出した副作用のうち再定義が必要なものは再度定義を見直すこと、疾患の数をさらに広げることで精度を高めれるように構築する必要がある。
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Causes of Carryover |
最終報告年で英語論文掲載のために予算に関する支出を抑えたため繰越額が上昇した。
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