2021 Fiscal Year Research-status Report
乳がん放射線照射部位の皮膚バリア機能と洗浄効果を高めるスキンセルフケア方法の確立
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19K19591
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Research Institution | Hyogo University of Health Sciences |
Principal Investigator |
宮前 奈央 兵庫医療大学, 看護学部, 助教 (50811668)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | スキンケア / 乳がん術後 / 放射線治療 / 患者アンケート / 認識 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度より研究計画を変更し、乳がん術後に放射線治療を受ける患者に必要な照射部位のスキンケアに関するサポートを検討することを目的として研究を実施している。 今年度は乳がん術後の放射線治療中の患者の照射部位のスキンケアに関する認識を明らかにすることを目的としてWebアンケートを実施した。全国の放射線治療実施施設226施設に研究協力依頼を行い、研究実施許可が得られた11施設で乳がん術後の放射線治療中の女性患者を研究対象とした。アンケートの回答は95名から得られた。得られた回答について統計解析を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
今年度計画していたWebアンケート調査については、概ね予定通り進めることができた。しかし新型コロナウィルス感染症の流行により、医療施設の状況がひっ迫しておりアンケート調査の協力を得られる施設数が限られたことで対象者数が減少する結果となった。
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Strategy for Future Research Activity |
アンケートの自由記載内容についてテキストマイニングを用いて分析を行う。アンケート結果と文献レビューをもとに、乳がん術後に放射線治療を受ける患者に必要な照射部位のスキンケアに関するサポートを検討する。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の流行により、当初の計画を変更して実施しているため使用額が減少している。今後は文献レビュー、論文投稿にかかる費用が発生する予定である。
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