2022 Fiscal Year Annual Research Report
Achieving 1-week Lifetime for 100/1000/10000 Meter Emergency Communications
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19K20250
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| Research Institution | Muroran Institute of Technology |
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Principal Investigator |
太田 香 室蘭工業大学, 大学院工学研究科, 文部科学省卓越研究員(教授) (50713971)
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| Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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| Keywords | 耐災害ネットワーク |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、大規模停電の状況下でも安定してネットワークサービスを提供可能するための基盤技術についての研究課題に取り組んだ。３つのレイヤーで構成される耐災害ネットワークを提案し、各レイヤーの要素技術の研究ならびにテストベッドの開発を行った。
第一レイヤーのモバイル端末のみで構成されるD2Dサブネットワークでは、携帯基地局や既存のWi-Fiが使用できない場合でもローカルの端末同士でネットワークを再構築するため、Content-Centric Networking(CCN)を適用することで既存のアドホック手法よりも効率的にネットワークの再構成をできることを確認した。研究成果の一部は、国際的な学術論文誌であるIEEE Transactions on Emerging Topics in Computingなどで発表された。
第二レイヤーのUAVを利用したWi-Fiでは、UAVが通信不可エリアの通信カバレッジを拡大するためにアクセスポイントとして飛行する場合に、バッテリーや通信遅延の課題があった。本研究では、端末間の社会的関係を利用した新たなデータ転送アルゴリズムを考案しその有用性についての研究成果まとめた論文は、国際的な学術論文誌であるIEEE Transactions on Green Communications and Networkingなどで発表した。また、UAVとモバイル端末を使用したテストベッドを開発し、自治体の協力を得て実証実験も行っている。
第三レイヤーは、省エネな長距離無線通信を可能にするLPWANでは、UAVをモバイルエッジサーバとして使用することでLPWANとWi-Fi間をブリッジすることを実現させた。研究成果の一部は、国際的な学術論文誌であるIEEE Transactions on Network Science and Engineeringなどで発表された。
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Research Products
(46 results)
