2019 Fiscal Year Research-status Report
看護学生のインシデントに対する看護教員のかかわりの実態と関連要因
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19K24217
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Research Institution | St. Mary's College |
Principal Investigator |
古村 沙織 聖マリア学院大学, 看護学部, 助手 (90845512)
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Project Period (FY) |
2019-08-30 – 2021-03-31
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Keywords | 看護学生 / インシデント / かかわり |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、臨地実習における看護学生のインシデントに対して、看護教員のかかわりの実態とその関連要因を明らかにすることを目的としている。研究対象者は、臨地実習を行っている全国の看護教員に対して質問紙調査を予定している。 2019年度は、臨地実習における看護学生のインシデントに対する看護教員のかかわりに関する質問紙票を作成し、看護教員を対象にプレテストを実施した。2020年2月に所属する聖マリア学院大学の倫理審査委員会に申請し、承認を得た。承認後、研究対象施設となる看護師等養成機関64校の施設責任者へ本研究の趣旨を記載した説明文、研究承諾書、質問紙票を郵送にて送付した。その内21校175名より研究承諾が得られた。しかし、最低分析数を満たしていないため、2020年度研究対象施設を追加して研究依頼を行う必要がある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2019年度研究に用いる質問紙調査票の作成及び所属する大学の倫理審査委員会への申請に時間を要したため、研究対象者からの質問紙票の配布や回収および研究分析には至らなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
2020年度、研究対象施設の責任者へ追加で研究依頼を行い、研究承諾が得られた看護教員へ質問紙票の配布を行う。研究対象者から回収したデータの分析を行い、本研究で得られた研究成果をまとめ、学会発表や論文投稿を予定している。
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Causes of Carryover |
昨年度の未使用額については、研究分析に用いるノートパソコン等の物品を購入する計画であったが、当初の研究計画より進捗状況が遅れたため、次年度はこれらの物品購入に使用する。
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