Comprehensive study on wide-area disasters due to typhoon no.19 and 21 in 2019

2022 Fiscal Year Final Research Report

• Project/Area Number: 19K24678
• Research Category: Grant-in-Aid for Special Purposes
• Allocation Type: Multi-year Fund
• Research Institution: Tokyo University of Science
• Principal Investigator: Nihei Yasuo 東京理科大学, 理工学部土木工学科, 教授 (60262268)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 中北 英一 京都大学, 防災研究所, 教授 (70183506) ; 竹見 哲也 京都大学, 防災研究所, 教授 (10314361) ; 山田 朋人 北海道大学, 工学研究院, 教授 (10554959) ; 三隅 良平 国立研究開発法人防災科学技術研究所, 水・土砂防災研究部門, 総括主任研究員 (20414401) ; 飯塚 聡 国立研究開発法人防災科学技術研究所, 水・土砂防災研究部門, 総括主任研究員 (40414403) ; 鈴木 真一 国立研究開発法人防災科学技術研究所, 水・土砂防災研究部門, 主任研究員 (60462503) ; 仲江川 敏之 気象庁気象研究所, 応用気象研究部, 室長 (20282600) ; 柳瀬 亘 気象庁気象研究所, 台風・災害気象研究部, 主任研究官 (80376540) ; 立川 康人 京都大学, 工学研究科, 教授 (40227088) ; 田中 茂信 京都大学, 防災研究所, 教授 (70414985) ; 佐山 敬洋 京都大学, 防災研究所, 准教授 (70402930) ; 田中 智大 京都大学, 地球環境学堂, 助教 (20793798) ; 朝位 孝二 山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授 (70202570) ; 前野 詩朗 岡山大学, 環境生命科学研究科, 特命教授 (20157150) ; 田中 仁 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 総長特命教授 (30171755) ; 吉谷 純一 信州大学, 学術研究院工学系, 教授 (90355834) ; 田中 規夫 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (80323377) ; 泉 典洋 北海道大学, 工学研究院, 教授 (10260530) ; 矢野 真一郎 九州大学, 工学研究院, 教授 (80274489) ; 森脇 亮 愛媛大学, 理工学研究科(工学系), 教授 (10302952) ; 赤松 良久 山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授 (30448584) ; 内田 龍彦 広島大学, 先進理工系科学研究科(工), 准教授 (00379900) ; 重枝 未玲 九州工業大学, 大学院工学研究院, 准教授 (70380730) ; 岩崎 理樹 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (70727619) ; 清水 義彦 群馬大学, 大学院理工学府, 教授 (70178995) ; 小山 毅 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (50572608) ; 長谷川 兼一 秋田県立大学, システム科学技術学部, 教授 (50293494) ; 西嶋 一欽 京都大学, 防災研究所, 准教授 (80721969) ; 藤本 郷史 宇都宮大学, 地域デザイン科学部, 准教授 (30467766) ; 毛利 栄征 茨城大学, 農学部, 特任教授 (90373224) ; 前田 健一 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50271648) ; 岡村 未対 愛媛大学, 理工学研究科(工学系), 教授 (50251624) ; 卜部 厚志 新潟大学, 災害・復興科学研究所, 教授 (20281173) ; 森口 周二 東北大学, 災害科学国際研究所, 准教授 (20447527) ; 蝦名 裕一 東北大学, 災害科学国際研究所, 准教授 (70585869) ; 松四 雄騎 京都大学, 防災研究所, 准教授 (90596438) ; 王 功輝 京都大学, 防災研究所, 教授 (50372553) ; 竹林 洋史 京都大学, 防災研究所, 准教授 (70325249) ; 鈴木 素之 山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授 (00304494) ; 田島 芳満 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (20420242) ; 佐々木 淳 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (50292884) ; 信岡 尚道 茨城大学, 理工学研究科(工学野), 教授 (00250986) ; 森 信人 京都大学, 防災研究所, 教授 (90371476) ; 有川 太郎 中央大学, 理工学部, 教授 (00344317) ; 鈴木 崇之 横浜国立大学, 大学院都市イノベーション研究院, 教授 (90397084) ; 下園 武範 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70452042) ; 松井 正宏 東京工芸大学, 工学部, 教授 (60350576) ; 小林 文明 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群), 応用科学群, 教授 (80202068) ; 畑山 満則 京都大学, 防災研究所, 教授 (10346059) ; 牛山 素行 静岡大学, 防災総合センター, 教授 (80324705) ; 佐藤 健 東北大学, 災害科学国際研究所, 教授 (90290692) ; 梶谷 義雄 香川大学, 創造工学部, 教授 (80371441)
• Project Period (FY): 2019-12-04 – 2023-03-31
• Keywords: 令和元年東日本台風 / 令和元年台風21号 / 広域災害 / 洪水氾濫 / 土砂災害 / 気候変動 / 住民避難 / 高潮・高波

Outline of Final Research Achievements

This study aims to clarify the damage situation and mechanism of wide-area disasters caused by Typhoon no. 19 and Typhoon no. 21 (low pressure) in 2019. In this study, we conducted five themes: 1) the meteorological phenomenon of heavy rain and runoff caused by typhoons and low pressure systems, 2) the mechanism of flood disasters over a wide area, 3) the mechanism of frequent landslide disasters and soil structure destruction, 4) the actual damage caused by storm surges, wave and strong wind, and 5) the actual situation of residents' evacuation behavior. A report on these results was prepared and published, and proposals for future disaster countermeasures were compiled in the report.

Free Research Field

河川工学

Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements

本研究の学術的意義は，台風19号・21号がもたらした広域降水発生や流出現象のメカニズム解明や，大規模な洪水災害の被害拡大の要因解析，広域的かつ突発的に発生した土砂災害の発生解明，高潮・高波・強風発生状況の検討，防災情報の発信・受信とそれに基づく住民の避難行動など，多くの課題に対して今後の防災・減災技術に関する基礎的な科学的知見を得たことである．社会的意義は，今後の豪雨災害に対する防災・減災対策に資する技術や情報に関する提供を迅速に行ったことであり，成果報告会を2020年7月15日に開催すると共に（オンライン），研究報告書をHP上に2020年8月に公開した．