2023 Fiscal Year Annual Research Report
Indigenous Autonomy in Latin America
Project/Area Number |
19KK0325
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Research Institution | Chuo University |
Principal Investigator |
舟木 律子 中央大学, 商学部, 教授 (20580054)
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Project Period (FY) |
2019 – 2023
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Keywords | ラテンアメリカ / 先住民 / 自治 / 質的比較分析 / 土地権 / アフロ住民 |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は、5月末のラテンアメリカ学会(LASA)で「ラテンアメリカにおける先住民農民アフロ系住民の解放の未来像」と題するパネルで、先住民アフロ系住民の土地権と自治に関するパネルの討論者をつとめた。同経験を通じて、本課題に関するメキシコ、コロンビアの研究者であり当事者でもある報告者との議論を深めることができた。その後、6月初頭のカナダ・政治学会(CPSA)においては、報告者として中米7カ国の先住民の土地権の運用実態についての、ここまでの調査をまとめた報告を行った。その後、2023年11月末に、コロンビアのサン・アンドレス島において、先住民・アフロ系住民の土地・海域の権利」に関連するセミナー・ワークショップを開催した。このテーマは、本課題において2022年4月末にコスタリカで開催した国際ワークショップの中で重要テーマとして認識された課題である。中米カリブ地域から、ベリーズ、ニカラグア、ホンジュラス、コスタリカ、パナマ、コロンビアの先住民・アフロ住民組織の代表が参加し、それぞれが各国の先住民・アフロ住民をめぐる最新の動向を報告した。同時に、本課題に関わるカナダ・ヨーク大学、コロンビア国立大学、パナマ国立大学等研究者による最新の研究報告と、国連先住民部族民の権利に関する作業部会顧問研究員、米州機構人権委員会の先住民の権利に関する作業部会所属職員からの報告があり、ワークショップでは活発な議論が行われた。 研究期間前半は、ラテンアメリカ地域全体を対象とした研究に主軸がおかれ、南米の研究者とも協働して図書を刊行し、後半は多様性の中でも共通性を多く有する中米カリブ地域に焦点を移し、今後の研究のさらなる進展に不可欠となる研究協力体制を構築することができた。
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Research Products
(5 results)
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[Int'l Joint Research] ヨーク大学(カナダ)2020
Year and Date
2020-04-01 – 2021-03-31
Country Name
CANADA
Counterpart Institution
ヨーク大学
Co-investigator Overseas
ミゲル・ゴンサレス
Department
Dpt. of Social Science
Job Title
Assistant Professor
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