2008 Fiscal Year Annual Research Report
選択的マイトファジーに必須なタンパク質のミトコンドリア標的化機構
Project/Area Number |
20059034
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Research Institution | National Institute for Basic Biology |
Principal Investigator |
岡本 浩二 National Institute for Basic Biology, 分子細胞生物学研究部門, 特別協力研究員 (40455217)
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Keywords | ミトコンドリア / 細胞内分解 / タンパク質標的化 / 出芽酵母 |
Research Abstract |
【平成20年度】選択的マイトファジーに必須なタンパク質Mtv1の局在とMtv1-Atgタンパク質間相互作用の解析 1. Mtv1の細胞内局在とトポロジー解析 ゲノムワイドの可視化スクリーリングで同定した、マイトファジーに必須な新規タンパク質Mtv1の細胞内局在を明らかにするため、Mtv1-HAを発現した細胞について、HA抗体を用いた間接蛍光抗体法による蛍光顕微鏡観察を行った。その結果、Mtv1がミトコンドリアに局在することが示唆された。また、細胞・オルガネラ分画等の生化学的アッセイから、Mtv1はミトコンドリアの外膜にアンカーされた膜タンパク質であることがわかった。 2. Mtv1-Atgタンパク質間相互作用の解析 Mtv1とAtgタンパク質との相互作用を調べるため、酵母Two-hybridアッセイを行った。その結果、Mtv1がAtg11と相互作用することを見出した。At11はマイトファジーに必須な因子であり、選択的オートファジーにおける隔離膜形成のscaffoldタンパク質であると考えられている。現在、Mtv1とAtg11それぞれについて、相互作用に重要なドメインのマッピングとin vivoでの機能解析を行っている。
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Research Products
(2 results)