2010 Fiscal Year Self-evaluation Report
Creation of Switching Systems of Superparamagnets by External Stimulus
Project/Area Number |
20225003
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (S)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Inorganic chemistry
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
YAMASHITA Masahiro Tohoku University, 大学院・理学研究科, 教授 (60167707)
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Project Period (FY) |
2008 – 2012
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Keywords | 単分子量子磁石 / 単一次元鎖量子磁石 / 近藤効果 / 負性磁気抵抗 / 電界トランジスター / DNA量子コンピューター |
Research Abstract |
ナノサイズ磁石と量子スピン格子における磁石現象と量子現象の"操作"を目的として、"超常磁性の外場応答スイッチ機構の創製"を進める。具体的には以下の通りである。 (1)超常磁性の磁石機能の操作のための分子設計は、(1)スピンクロスオーバーおよび光誘起相転移錯体とMn(III)一軸異方性錯体との一次元鎖の設計、(2)高伝導性単分子磁石の開発、を進める。 (2)単分子磁石における量子トンネル効果の操作のための分子設計は、(3)光感応分子で架橋された単分子ネットワークの開発、を進める。 (3)量子スピン一次元格子のスピン状態の操作のための分子設計は、(4)量子スピン系三角格子の合理的設計、(5)量子スピン二量体と単量体の交互一次元鎖の設計、(6)Mn(III)-Ni(II)古典スピン系フェリ磁性鎖の設計、を進める。 これらの合成で得られた化合物群については、in-situにおける光照射磁気測定、直流・交流電気伝導性測定、ホール効果測定、I-V特性評価、パルス磁場によるスピン状態変化の確認を行い、"機能操作"の評価を行い、研究を進める。
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Research Products
(12 results)