2012 Fiscal Year Annual Research Report
骨軟骨移植術および関節軟骨損傷のリハビリテーションに関する基礎的研究
Project/Area Number |
20240057
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
黒木 裕士 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20170110)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中川 泰彰 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), その他部局等, 研究員 (90293860)
小林 雅彦 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (20378623)
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Project Period (FY) |
2008-04-08 – 2013-03-31
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Keywords | 骨軟骨移植術 / 関節軟骨 / リハビリテーション / 超音波 |
Research Abstract |
骨軟骨移植術の動物実験においては、現在まで、術後荷重と運動が移植された骨軟骨プラグの軟骨に及ぼす影響についての報告がなされていない。そこで家兎モデルを作製して骨軟骨移植術において術後の荷重と運動開始が骨軟骨プラグの軟骨の超音波硬度指標、および関節可動域に及ぼす影響等を調べた。移植軟骨の術後の経過を、肉眼的に、組織学的に、および免疫組織学的に観察した。また超音波解析とFTIR解析を行った。またヒトの骨軟骨移植術後のリハビリテーションを研究し第18回欧州リハビリテーション医学会で発表した。またラットの前十字靭帯を切離することにより変形性関節症モデルをつくり、トレッドミル走行を負荷して軟骨変性、具体的には、軟骨の組織学的変化を調べた。また血液を採取してコラーゲンのバイオマーカーを調べた。この成果は2013年3月にJournal of Orthopaedic Researchに受理された。ほかにもラット膝関節から軟骨細胞を採取し、これを培養後に低出力超音波パルス療法を与え、超音波が軟骨細胞代謝に与える即時的影響を調べた。この成果はOARSI 2012で発表するとともにUltrasound Medicine and Biology に2012年に掲載された。またラットの膝関節を固定し、関節軟骨に及ぼす影響を調べ、その成果をOARSI 2013で発表した。加えて温熱療法が軟骨細胞代謝に及ぼす影響についても検討し、同様にOARSI 2013で発表した。そのほか国内外の学会等に出席して研究に必要な最新で最先端の情報・研究資料を収集した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(19 results)
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[Presentation] Is cartilage and subchondral bone covered by menisci weak2013
Author(s)
Iijima H, Aoyama T, Ito A, Tajino J, Nagai M, Ito A, Zhang X, Yamaguchi S, Akiyama H, Kuroki H
Organizer
OARSI 2013
Place of Presentation
Philadelphia, USA
Year and Date
20130418-20130421
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