2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20242010
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Research Institution | Meikai University |
Principal Investigator |
原口 庄輔 Meikai University, 外国語学部, 教授 (50101316)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡崎 正男 茨城大学, 人文学部, 准教授 (30233315)
田中 伸一 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (40262919)
田端 敏幸 千葉大学, 言語教育センター, 教授 (00135237)
佐々木 冠 札幌学院大学, 商学部, 准教授 (80312784)
時崎 久夫 札幌大学, 外国語学部, 教授 (20211394)
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Keywords | 音韻類型 / 最適性理論 / 母音 / 子音 / アクセント / 音節 / 語順 / インターフェイス |
Research Abstract |
本研究の目的は、音韻類型に関わる問題を整理・統合し、音韻類型を捉えるために相応しいモデルを構築することである。その目的のために、研究組織を機能チーム、演繹チーム、相関チームにわけて研究を進めた。研究実施計画は、国内外で研究成果を発表し、同時に年3回、打合せと発表会を実施する、というものであった。 研究成果の発表は、ほぼ実現された。まず、次頁にあるように、論文24編と口頭発表22編があり、それらは、音韻現象の新たな類型論の構築に資するものである。 また、研究会実施の計画もほぼ実施された。平成20年6月に代表者と分担者が学習院大学に集まり、初回の打合せとチームごとの打合せを実施した。次いで、平成20年8月には、ガーデンホテル金沢で全体研究発表会を開催し、Leiden大学のJ. van de Weijer教授を発表者兼コメンテーターに迎え、5名が研究発表を行った。また、平成21年2月には、本研究の活動の一環として、KKRホテル熱海にて、熱海音韻論フェスタを開催し、全体会合とした。分担者の米田信子氏が講演を行い、John Whitman氏(Cornell大学教授)と高山知明氏(金沢大学准教授)が招待講演を行った。 以上の活動に加えて、ほぼ毎月東京大学駒場キャンパスにて開催されている、東京音韻論研究会も本科研費の活動の一環として位置づけて、毎回代表者と分担者が意見の交換を行って、研究を推進してきた。
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Research Products
(5 results)