2011 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20242010
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Research Institution | Meikai University |
Principal Investigator |
原口 庄輔 明海大学, 外国語学部, 教授 (50101316)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡崎 正男 茨城大学, 人文学部, 教授 (30233315)
田端 敏幸 千葉大学, 言語教育研究センター, 教授 (00135237)
時崎 久夫 札幌大学, 外国語学部, 教授 (20211394)
田中 伸一 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (40262919)
寺尾 康 静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (70197789)
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Keywords | 音声 / 音韻 / 類型論 / 通言語的一般化 / 最適性理論 / 母音 / 子音 / アクセント |
Research Abstract |
平成23年度は、本研究の最終年度にあたり、次の五つの研究実績を挙げた。 (1)論文と研究発表:代表者と分担者をあわせて、雑誌論文17件、研究発表28件を発表した。内容は、音韻現象の類型を扱ったものから、統語現象や形態現象との関連、言い間違い、構音障害まで広範囲にわたっている。いずれも、音韻現象の類型確立に貢献するものである。 (2)東京音韻論研究会の開催:本研究の活動の一環として、4月、5,月、7月、9月、10月、11月、1月の7回開催した。研究代表者と分担者(岡崎、本間、田中)の研究発表をはじめとして、研究組織のメンバー以外も研究発表を行った。特に1月には、国立国語研究所のTimothy Vance教授の講演会(日本語のローマ字表記の問題点について)を開催した。研究発表は、すべて音韻類型に関連するものであり、本研究の進展に寄与するものである。 (3)明海大学応用言語学セミナーにおける研究発表:平成23年12月17日開催の第14回明海大学応用言語学セミナーにおいて、原口(言語の普遍性とタイポロジー)、時崎(語順と音韻の普遍的相関)、西山(Cliticについて)の3名が研究発表を行った。いずれも音韻類型の解明に寄与するものである。 (4)研究集会の実施:平成23年12月16日、18日に、明海大学にて発表会を開催し、12月17日の3名も含めて全員が各自の研究成果を発表した。平成24年3月26日~28日に、KKRホテル熱海において研究期間中最後の研究発表会を合宿形式で実施し、研究代表者のほか8名が各自の研究成果を発表した。 (5)研究報告書の作成:研究成果報告書第1部(冊子、研究論文を収録)と第2部(研究期間中に発表した主要論文をCD-ROMに再録したもの)を作成した。
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Research Products
(46 results)