2009 Fiscal Year Annual Research Report
レプリカ・セム法による極東地域先史時代の植物栽培化過程の実証的研究
Project/Area Number |
20242022
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
小畑 弘己 Kumamoto University, 文学部, 准教授 (80274679)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高宮 広土 札幌大学, 文化学部, 教授 (40258752)
高瀬 克範 明治大学, 文学部, 准教授 (00347254)
宮ノ下 明大 農業・食品産業技術総合研究機構, 食品総合研究所, 食品害虫ユニット長 (30353949)
百原 新 千葉大学, 大学院・園芸学研究科, 准教授 (00250150)
宇田津 徹朗 宮崎大学, 農学部, 准教授 (00253807)
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Keywords | レプリカ法 / 土器圧痕 / 植物同定 / X線CT |
Research Abstract |
昨年度に続いて、縄文~弥生時代遺跡を中心に遺跡出土土器の全国的な圧痕調査を行い、各研究者による国内・国際学会での研究報告や学術論文の刊行を行った。 1、研究会の開催 2009年6月13日に土器・圧痕検討会(福岡市埋蔵文化財センター)、2009年11月6-8日に熊本大学で開催された第24回日本植生史学会・第6回九州古代種子研究会に併せて科研成果公開報告会、2010年2月27・28日に科研成果報告書作成の打ち合わせ会議(千葉大学)を行った。 2、講演・研究発表 小畑が「台湾大学人類学科創設60周年記念国際シンポジウム」2009(台北市)、高宮が「Society for American Archaeology」2009(Vietnam)などの国際学会で、宮ノ下は「日本家屋害虫学会」2010(東京農大)、那須は「日本植生史学会」2009(熊本大学)、宇田津は「日本文化財科学会」2009(名古屋大)、中山・中沢は「中部古代種子研究会」2009(岡谷市)など国内の各学会で講演・発表を行った。 3、調査 (1)種子分析:小畑はモンゴル共和国アウラガ遺跡出土種子調査を行った。また、山田・椿坂・佐々木らは遺跡出土資料、百原・那須らは現生植物資料を中心にそれぞれ分析を行い、植物同定マニュアル作成のための研究を進めた。 (2)レプリカ法による土器圧痕調査:研究分担者・協力者らが東北、関東、北睦・信越、東海、近畿、中国、九州、沖縄の国内各地域で、海外では小畑が中華民国台北市・台南市で新石器~鉄器時代の土器圧痕調査を行った。 (3)土器胎土プラント・オパール分析:宇田津が熊本県大矢遺跡の土器についてプラント・オパール分析を行った。 (4)X線CTによる土器分析:小畑が熊本大学にてX線CTよる土器内部分析を行った。
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Research Products
(68 results)
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[Journal Article]2009
Author(s)
R.Pearson, (共著)
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Journal Title
Okinawa's Earliest Inhabitants and Life on the Coral Islands. In Okinawa : the rise of an Island Kingdom(Oxford)
Pages: 5-12
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