2011 Fiscal Year Annual Research Report
アジア流通革命の基本構造-消費者行動調査をベースとした理論的・実証的研究
Project/Area Number |
20243026
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
丸山 雅祥 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (60135928)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
成生 達彦 京都大学, 経営管理研究部, 教授 (80148296)
黄 りん 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (40225363)
松井 建二 神戸大学, 経営学研究科, 准教授 (20345474)
鄭 潤チョル 慶應義塾大学, 商学部, 准教授 (10439218)
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Keywords | 東アジア / 東南アジア / 流通革命 / 小売市場 / 卸売市場 / 消費者行動 / スーパー / 流通政策 |
Research Abstract |
【消費者のアンケート調査の実施と実証分析】 5月にベトナム(ホーチミン)、6月に中国(広州)、11月に中国(大連)の各地域において消費者へのアンケート調査を実施した。調査データをもとに、(1)消費者の店舗選択の決定要因と、(2)消費者の小売業態に対する評価等について、因子分析、主成分分析、プロビット分析による実証分析を行った。 【セミナー、研究者および海外研究協力者との意見交換】 研究成果について、研究への助言やアドバイスを受けるため、研究者との間で密接な意見交換、ならびに海外研究協力者とのミーティングを行った。 (1)Vietnam Petroleum lnstitute、Research Center for Petroleum Economics & Management (2010年10月)において,The Nature of Supermarket Revolution in East Asia: With a Central Focus on the Empirical Analysis of Consumers' Shopping Behaviorというタイトルで研究報告を行うとともに、ベトナム経済の現状とベトナムの流通変革に関する意見交換を行った。 (2)大連理工大学(2011年11月)において,中国東北エリアの消費者行動についての意見交換ならびに、大連市内における消費者行動に関するアンケート調査の実施のための打ち合わせを行った。 (3)神戸大学(2012年2月)において、Asian Distribution Seminarを開催し、"A Comparative Study on Consumers'Retail Outlet Choice in Hanoi and Ho Chi Minh City" および"Food Shopping Behavior of Chinese Consumer: The Case of Dalian"というタイトルの研究報告と意見交換を行った。 【本研究の成果の対外への発信】 成果の一部を査読付き国際誌に公刊して広く研究成果を公開した(平成23年度の研究成果を参照)。
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Research Products
(14 results)