2008 Fiscal Year Annual Research Report
現代日本の階層状況の解明-ミクロ-マクロ連結からのアプローチ
Project/Area Number |
20243029
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
佐藤 嘉倫 Tohoku University, 大学院・文学研究科, 教授 (90196288)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
近藤 博之 大阪大学, 大学院・人間科学研究科, 教授 (60135647)
尾嶋 史章 同志社大学, 社会学部, 教授 (30177224)
斎藤 友里子 法政大学, 社会学部, 教授 (80278879)
三隅 一百 九州大学, 大学院・比較社会文化研究院, 教授 (80190627)
石田 浩 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (40272504)
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Keywords | 社会階層 / 社会移動 / ミクロ-マクロ連結 / 社会格差 / 不平等 / 階層意識 / 公共性 |
Research Abstract |
本年度はプロジェクト初年度なので、研究プロジェクトチームを立ち上げるともに、プロジェクト全体としての方向性を明確にするための作業を行った。その後に個別研究斑ごとに研究テーマを深化きせる研究会を2回ずつ行った。具体的には次の作業を行った。 (1) 研究代表者と研究分担者に加えて、社会階層・社会移動の専門家からなる研究プロジェクトチームを立ち上げた。研究代表者と研究分担者からなる幹事会を設置し、適宜研究プロジェクトの進捗状況を確認した。 (2) 研究プロジェクトチームを「ライフコース・多様性」(ライフコースの階層格差や多様性の背後にある階層性を分析する)、「階層構造・格差」(階層構造の特性とその変動、格差の諸特性を分析する)、「教育」(教育をめぐる階層問題を分析する)、「社会移動」(世代間移動および世代内移動の構造とその時間的変化を分析する)、「階層意識」(社会意識と社会階層の関係を分析する)、「公共性」(公共性に関すう意識と階層特性との関係を分析する)という6つの研究班に分けた。そして研究代表者、研究分担者、各研究班代表者からなる拡大幹事会を設置した。 (3) 拡大幹事会を2回開催した。拡大幹事会では、プロジェクト全体の方向性を確認し、それをより明確にした。 (4) 個別研究班の研究会を2回ずつ開催した。この研究会では、個別研究班に属するメンバーがそれぞれの研究成果を報告し、相互批判をすることで研究テーマを深化させた。
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Research Products
(86 results)