2009 Fiscal Year Annual Research Report
VFM向上を目指した公共調達基本システムのモデル化
Project/Area Number |
20246072
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
小澤 一雅 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80194546)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河野 宏隆 京都大学, 大学院・経営管理研究部, 教授 (80344018)
遠藤 和義 工学院大学, 工学部, 教授 (20194029)
堀田 昌英 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (50332573)
大橋 弘 東京大学, 大学院・経済学研究科, 准教授 (00361577)
滑川 達 徳島大学, 大学院・ソシオテクノサイエンス研究部, 准教授 (40332811)
|
Keywords | 建設マネジメント / 公共調達 / VFM / プロジェクトマネジメント |
Research Abstract |
本研究の目的は、公共調達の基本システム全体を見直し、その再構築を図るために、今後数十年の活用に耐えるValue for Money(VFM)向上を目指した基本システムの提案とその運用に必要な分析手法を開発することである。平成21年度は、下記を実施した。 (1)基本システムのモデル化(全員) 公共調達に求められている現在の社会的要請に応えることができ、将来の多様な事業スキームに対応できるよう公共調達の基本システムのモデル化を行った。 (2)基本システムに基づくシミュレーション(渡邊、大橋、小澤) (1)で選択されたシステムに対して、考えられる不確実性要因に対するシミュレーションを実施した○国と地方公共団体、大規模事業と中小規模事業、請負工事と調査・測量・設計業務等における公共調達制度の将来像について有識者からの意見も聴取し、基本システムの構築に反映させた。 (3)基本システムの評価視点の再整理(全員) 基本システムの運用を図る際に必要となる分析・評価手法の開発の基準となる評価視点の再整理を行った。 (4)公共調達制度の運用に用いる分析手法の開発(河野、遠藤、滑川、堀田) 公共調達制度を運用するにあたって、その実施効果を測定する指標と測定方法、並びにこれを分析し、評価する手法を開発した。VFM向上の効果を、事業のプロセス段階、事業完了時、建設完了後の運用・管理段階のそれぞれで活用できる手法を開発した。
|
Research Products
(12 results)